小さな命のリレー -7ページ目

日本の動物愛護って

日本全国各地には大小併せて数多くの動物愛護団体が存在します。

NPO法人格の団体もあれば仲の良い人たちだけの数人単位の団体もあります。

どの団体も最終目的は「殺処分をなくしたい!」という思いではないでしょうか?

ただ「殺処分をなくしたい!」と考えるものの実際に「殺処分はなくせるのか?」を考えている人は少ないと思います。

俗に言う「理想と現実のギャップ」です。

僕個人の考えですが…

殺処分はなくせない!

と考えています。

こう書くと色々と批判もあるでしょうが…

動物愛護法が改正されても新しい法律が立法されても無理だと思っています。

ただし「今のような無意味は殺処分に関してはなくせる!」と思います。

無意味な殺処分とは…

行政に収容されてしまい、飼い主不明・譲渡不可⇒収容スペース不足⇒保護期間終了のため殺処分

という構図です。

この行政の流れは行政のエゴだと考えています。

各行政ともココ近年は譲渡率が上昇している傾向にあります。

しかし本当に譲渡率は上昇しているのか…

譲渡率が上昇しているということは殺処分率が減少しているということになります。

当方が拠点としている宮崎も譲渡率が数字上は上昇しています。

でも実際は上昇ではなく横ばい状態です。

宮崎県行政は譲渡事業を委託しています。

宮崎行政の言う譲渡率上昇は委託事業団体への譲渡で収容施設からいなくなった数です。

確かに譲渡事業の委託によって殺処分率は減少していることは間違いありませんが…

わかりやすく説明します。

これは架空の数字なので実際の数字とは異なりますのでご了承下さい。

1ヶ月の間に宮崎県内の収容施設に100頭の犬が収容されました。

譲渡検査に合格し譲渡事業委託団体に譲渡された犬60頭

譲渡検査に不合格だったが他の団体が引き出した犬30頭

無事に飼い主が見つかり返還された犬8頭

残念ながら殺処分されてしまった犬は2頭

この場合宮崎県行政は譲渡率98%・殺処分率2%と計上します。

行政から見ればこれでOKでしょう。

しかし実際の譲渡率は…

1ヶ月の間に宮崎県内の収容施設に100頭の犬が収容されました。

譲渡検査に合格し譲渡事業委託団体に譲渡された犬60頭そのうち新しい飼い主さんへ10頭譲渡

譲渡検査に不合格だったが他の団体が引き出した犬30頭そのうち新しい飼い主さんへ5頭譲渡

無事に飼い主が見つかり返還された犬8頭

残念ながら殺処分されてしまった犬は2頭

となり譲渡率23%・殺処分率2%と譲渡率が大きく変わります。

これは受け入れるところが行政から愛護団体に変わっただけで実際の譲渡率ではないということです。

とはいえ殺処分率は2%なので殺処分に関しては減少していると言えます。

そこでみなさんも譲渡率ではなく、殺処分率が減少しているかどうかに注目してください。

何故殺処分はなくせない!のか…

日本の動物愛護は何故遅れているのか…

この二つについては僕自身の考えを後日書きたいと思います。





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