お久しぶりです。

M1のSOAです。

 

寒さが厳しくなってきました。

この季節は羽毛布団が私を離してくれません。

しかし、前より早起きはできるようになったかと思います。

筋トレの成果で体も心も逞しくなりました。

 

2024年も残りわずかとなりました。

「M-1」「有馬記念」と

今年を締めくくる行事を見て2024年の終わりを感じますね!🎅

 

さて今回は雑誌会で発表した論文について紹介します。

 

 

今回ご紹介するのは、『Ferroelastic ionic organic crystals that self-heal to 95%』というタイトルの論文です。

 

  • 概要
自己修復過程によって破損後元の形状に戻るような材料は注目を集めており、
特に結晶材料ではさまざまな分子間相互作用を駆使して自己修復結晶が報告されています。
 
本研究ではイオン結晶を外部刺激によって破断し異なる角度から外部刺激を加えることで結晶の自己修復を行い、自己修復率は95 %と報告された自己修復結晶の中で最大の値を達成しています。
 
また、自己修復に関する評価方法も画像処理を使った方法を用いており、これまでにない自己修復へのアプローチがなされています。
 
  • 感想
この論文を読んで、自己修復過程に向けた分子設計だけでなく、新たな評価方法の探索がどの研究分野でも重要であると感じました。
 
自己修復材料が研究されていく中で、定量的な評価方法が確立されたらいいな〜
 
以上で論文紹介を終わります。
良いお年を〜