お久しぶりです、SHIです。

九州での大雨による洪水や土砂災害、7月にも関わらず全国各地で36度以上の猛暑日を迎えるなど、

まだまだ予断を許さない状況が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

以前は積極的に散歩に行っていたのですが、暑さや雨などの影響で、

エアコンの効いた涼しい部屋で読書をするのが私の日課となっています。

 

さて、ここではそんな暑さに負けないホットな研究を紹介させていただきたいと思います。

配列規則性オリゴウレタンを用いたデータ暗号化に関する論文になります。

 

 

配列規則性デジタルポリマーは、天然高分子DNAに似た精密な構造を有し、かつ安定性に優れている観点などから、データの貯蔵や暗号化への利用可能性から大きな注目を集めています。しかしながら、そのデジタルポリマーを用いたデータ貯蔵や暗号化技術の急速な発展は、情報漏洩などの安全性の面での懸念が示唆されており、課題が残っています。

紹介した論文では、光照射をトリガーとする樹状オリゴウレタンのデータマトリックスへの利用を調査しており、その解重合過程から

堅牢な暗号キーへの応用が期待されています。分岐構造を活かしたユニークな分解パターンは、より複雑なデータマトリックスを作成する上で有効であると述べられています。

 

今回、配列規則性オリゴマーに関する興味深い研究例を紹介させていただきました。

皆様、体調管理に気をつけながらお過ごしください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。