これから帰国します
昨日のうちにモロタイ島からハルマヘラ島へ移動済み
なので
朝のバーディングを9時30分までやって
シャワーとパッキングを終えて
ホテルを出ました
今朝は2種のハルマヘラ島固有種を追加しましたが、目的のヤイロチョウ3種のうち2種撮影出来ずという厳しい結果になりました
まあ、全部見たことは見たんですがね…
さて、これから
ハルマヘラ島〜船〜テルナテ
テルナテ〜空路〜マナド
マナド〜空路〜ジャカルタ
ここで一泊して
ジャカルタ〜空路〜成田
で、帰国は6日の16時
ガイドのAtengは頑張りましたが
ターゲットバードの状況が悪すぎました
そして、気になるのは
モロタイ島の固有亜種のモロタイヤイロチョウの生息環境の激変です
6ヶ月前まで良いポイントだったという斜面は
到着すると切り払われ焼かれて畑になっていました。もちろん、イリーガルな開墾です
それでも、そんな畑の主の小屋で
スコールをやり過ごし、寝床を拝借させてもらうという因果
さらにインドネシア独特の危機は「捕獲」です
実は、その畑の周りには1日前までモロタイヤイロチョウは生息していたようです
小屋の主曰く、「昨日、二羽捕まえていった」と
そのうちの1羽はすでに息絶えていたようだと…
心が締め付けられる思いと
あと数日早く来ていれば出会えたのに…と
とにかく
見た目緑の森も
鳥たちにとっては
ただのヤシ畑、バナナ畑です
さらに木を売るだけ売って放置という場所もありました…20年以上放置されたままなら二次林になってくれるかな?
とにかく
ハルマヘラ島でも心配な伐採速度、範囲でしたが、インドネシアの小さな島々は日本人のイメージとは真反対の燦々たる現実になっていること
実際に見て来た者として
お伝えしておこうと記事にしてみました
ガイドのAtengとは
森や生き物を一時的なキャッシュにすることなく、守ることで、そこに住む生き物と森が呼び込む人たちのキャッシュによって、断片的な考えではなく、継続的な経済活動になればいいと…
そんな話をしながら、山を歩いていました
ハルマヘラ島〜テルナテへの港


