セクハラ
パワハラ
などなどグレーゾーンが広くて
曖昧な判断基準により
線引きが難しい問題があります。

今回東京都議会において
女性議員が質問に立った際に
「結婚。。。」という女性蔑視の野次

私は議会での野次は嫌いでした。

それでもまだ意見の対立という範疇ならば寛容の余地がありますが
今回の野次はモラルハザードを超越しています。

基本的には私は男女は不平等である部分を互いに尊重しあうことで
その不平等を認め合いながら
違いを良い方向に進めることになると考えています。
男は子を産むことが出来ないし
力仕事は女性には難儀
そういうところを理解しないで
何が何でも平等という
力が入り過ぎな主張は現実ではありません。

ですが、今回の野次は間違いなく
セクハラであり、議員を侮辱しうる発言だと思います。

女性が働きやすい社会の実現が現政権のフラッグの一つですから
この問題の訴えを精査する機会すら与えない議会に未来はないでしょう。

誰が発言したのかハッキリさせることを放棄したわけですから、
ことこの問題を安易に見ているとしか思えません。

私たち夫婦はいまでこそ3人の子どもに恵まれましたが、
結婚当初は子どもが出来ずに
妻は大変な心に重荷を背負いながらの
妊娠を繰り返すことになってしまいました。

その折に
某上司に続いた流産を揶揄されたことから私の会社に対する忠義は薄れて行きました。
結果、退職して、保険の世界に足を踏み入れたわけです。
全てが理由ではないですが、
この会社にいて良いものか?を考えるきっかけになったことは間違いありません。

こと今回の野次は
都議会という場面であろうとも
政治がこの問題をどう受け止めるかを
説われていることを
議員が感じていないことが由々しき事態であることを証明しています。

犯人探しなんてナンセンスだと議長が思っているから、受理しない理由をこじつけているに過ぎないと感じます。
つまりは問題軽視の何ものでもないと思います。

晩婚化と少子化を一括りにして
こういう野次を軽口で言う程度のモラルしかない議員であることは間違えないです。

そんな程度の議員を守りたいだけなのか?
そもそも、議会自体がこの問題を軽視しているのか?

あまりにも向き合おうとしない議会の態度=セクハラの横行の黙認

そんな感じすら受け取れてしまいます。

こんなんでいいんですか?舛添要一さん‼︎