前回の記事がライファーのカウントの話を書いたので

ついでに、鳥類図鑑の話。


今、オーストラリアやアジアの図鑑を読み始めたのですが(英語なので遅々として進みが牛歩のごとく)、日本の図鑑との違いがあります。


日本の図鑑は、私は、日本野鳥の会出版の「フィールドガイド日本の野鳥」を中心に、種ごとの識別図鑑を除くと十数冊持っています。

一番初めに購入した図鑑が上記のフィールドガイドでした。

この日本のバイブルともいうべき野鳥の図鑑の並び順は

おそらく、日本鳥類目録に準じているはずです(絵の構成上、多少入れ替わりや、挿入されているものもあるとは思いますが・・・)


アビ目から始まり、カイツブリ目、ミズナギドリ目と続き、スズメ目のカラス科で終わります。


水辺の鳥から陸の鳥へと、進化が進んだということを想定しての並びなのかな?と思っています。


ということは、恐竜に近いのは「アビ」?と思いつつ、サギ類も相当近そうだと思っています。。。し、日本にはいませんが、ダチョウやヒクイドリなどもかなり恐竜色が強いと感じます。。。。


と話がそれました。


話を戻しまして

ところが、海外の図鑑には、カラスは真ん中あたりに出てきたりするんです。

順番も、日本図鑑とは違うので、探し出すのがなかなか面倒

まあ、日本の図鑑でも、生息環境別とかあいおえお順とかの図鑑は探せ出せなくて、結構使いにくい。。。


結局、分類にいろんな考え方があるので、図鑑によって準拠するものが異なることで、いろいろな順番での出版が出てくるということになります。


まあ、これからはDNAの順番で並ぶことが、分類として根拠立てが明確なことになるのでしょうが、しばらく後のことになりそうですね。


あとは、ヒタキ科の区分も世界であっち行ったりこっち行ったり

ヒタキ科とツグミ科、さらには大型ツグミ、小型ツグミなどの区分。。。

私もカテゴリー分けでは、このツグミの所は、大型小型で分けています。

ですので、ジョウビタキやルリビタキは、ヒタキと付けども、小型ツグミ。

ですが、世界の潮流では、ジョウビタキ・ルリビタキはヒタキ科になっていたり

イソヒヨドリなんかは、ヒタキに。。。え~~~て感じの分類も。。。

まあ、いろんな説があるから、議論も生まれるのでしょうから

これでいいのかもしれません。


ですので、いろんな図鑑の中から、自分の調べやすい並び順のものを重宝するということに自ずとなるので、海外の図鑑には慣れるしかないのです!!


ちなみに、DNAでの分類の面白話は、また後日。。。(いつにるかは分かりませんがね^^;)


さて、この9月に発表される日本鳥類目録第7版ではどんな分類になってくるのでしょうか?楽しみです。

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《ここから鳥の写真》

今回は『島のガン3種そろい踏み』です。


カキ養殖漁師の方の優しさに見守られて越夏しているガンたち


そんな3種4羽そろい踏みの写真を^^


ですが、ボスのオオヒシクイが

餌によって来るマガンやインドガンを威嚇するんですよね~


でもね。。。繁殖地に行けなかった4羽。。。結局はこんな仲良しなんです^^


さて、この3種の中では、図鑑に出てくる順序はどうなっているでしょうかね?


『3種そろい踏み』
鳥好きFPのつれづれ日記
左から オオヒシクイ マガン 2羽のインドガン です
鳥好きFPのつれづれ日記

撮影日:8月4日

撮影地:新潟の島








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もう一つ鳥の写真を種類毎に貼り付けただけの味も素っ気もない内容のブログをやっています。

よろしければお付き合いください。

          『WOOD NOTE です。



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