日航の債務超過対策

昨日に引き続き日航を題材にして

新聞紙面にある気になることを取り上げます。

それは、債務超過状態の日航を

債務を免除3000億円するという見出しです。

つまり、貸し出していた金融機関はその分、債権放棄しないといけません。

これが2500億円。

それと、気になる記事「DES」による金融支援とあります。

簡単に言えば、貸し出していたお金を

貸した形→投資（出資）した形にするということです。。。。

つまりDES（デッド　エクイエティ　スワップ＝頭文字でDES）です。

デッド（債務）をエクイエティ（資本）とスワップ（交換）と直訳できます。

これが500億円。

以前、私はDESについて中小企業が組み入れやすくする為には

大きな障害があると書きました。

それは、放棄してもらって資本に組み替えた金額に対して

債務免除益を立てて、決算には利益計上して、仮にその分が利益に丸ごと乗ったならばその免除してもらった金額に所定の税率がかかるわけです。

仮に、日航が今期、営業的な収支トントンだったとします。

この3000億円を債務免除してもらうと3000億円の利益が出ることになります。

そうしますと、約1200億以上の税金がかかるわけです。

つまり、免除してもらうお金を認めてもらう為には、税金分をキャッシュで用意しておかないと出来ない作業なのです。

仮に、若干の営業的な赤字が出ていたとしても、用意しておく税金は減りますが

その分は債務超過分として乗るわけですから免除してもらった金額がそのまま

債務減にならないことになります。

ですので、繰越欠損金がないとやりにくい手法なんです。

きっとＪＡＬはここがたくさんあるのでしょうかね？

このDESにかかる税金をなくすことで

多くの企業の貸借対照表（BS）が整って、金融機関も貸し出しやすくなる

そんな施策を、モラトリアムとともに検討にあげて欲しいです。

BSの健全性を整えて、金融支援を受けやすくして、返済免除よりも輸血をしてもらい健全なる経営活動が出来る土台を作る為にも。。。その方が、先長く、税も徴収もできるでしょうし、雇用の安定、収入の安定につながって、経済に寄与することも出てくるとい思います。

ちょっと前までは出来た話です。

是非、「DESに伴う非課税」を検討をして欲しいものですね。

DESについて何か、良い策を御存知の諸兄がいらっしゃいましたら

教えていただければ幸いです＾＾

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《ここから鳥の写真》

12日小山の峠で目的の鳥に一日会えずに、傷心で（と言っても下ってくる道端でキノコを見つけてそれなりにニコニコ）里に下りました。

下山途中でアトリも群れを見ました＾＾

里に下りて、田んぼにに大きな鳥の群を発見。。。アトリかも・・・・

寄って双眼鏡を覗くと・・・・赤い背中、眉線のある少し赤茶色の鳥の群

そうです。

秋の田んぼに来ていた

『ニュウナイスズメ』です。

信州の早春に高原や山にやってきます。

そして帰りは田んぼに集合＾＾

冬は暖地に向かいます。

ちなみに日本にはスズメの仲間は

「スズメ」と「ニュウナイスズメ」の2種です。

そしてさらにちなみに

「スズメ目」はあるんです。

カラス科もセキレイ科もモズ科もヒタキ科もエナガ科もホオジロ科も「スズメ目」です。

でも

スズメ科はないんです。。。。スズメは「ハタオオリドリ科」に分類されます。

なんとも不思議な話です・・・・

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『ニュウナイスズメ』

「電線に♪スズメが3羽止まってた～♪」どころかいったい何羽の群なんでしょう？？？

電柱のステップにもしっかり一羽ずつ止まっているんです・・・（＾＾）

田んぼに群れています＾＾

背中の色がスズメよりも濃いオレンジ色ですよね～

目の上に眉線があるんです。

スズメとのその他の違いは分かりますか？

一つは、♂と♀で色が違うことなんです。。。

とにかくすごい群で、車は糞を雨のように浴びてしまって・・・・

SSが上がらないとこんな写真に。。。でも動きがあって少しいい感じに見えますが。。。。私だけ？？？

これは♀。。。。背中の色も赤みが欠けています。

奥が♂