鳥の話題は、文末です。手前の話も読んでいただくと少しは役に立つかも・・・

3日前の続きです


自社株の評価を算出する為の公式の中で

その会社の利益、配当などで上下してきます

利益を調整したり、配当を出さないなど、その結果下がった段階で「生前贈与」を

うまく使うことなどの基本の手法を用いりながら対応することが大事です



では、その評価下げについては後日・・・・


ここまでが先日の内容です

その自社株の評価ですが、

意外とその算出を毎期算出してもらっていない社長が多いのです

特に、事業承継を考えるにあたって

この自社株価評価額がわからないことには始まりません


算出方法は

物の本に載っていますので詳細は割愛しますが、

2つの算出方法があります

①純資産価額方式

②類似業種比準価額方式


①はその会社のBSでの資産や負債、含み益などで算出します

②はその会社が分類される上場企業の株価と比べて今のその会社の規模、

  業績を反映させて算出し、それの75%+①の25%を加算した算出方法


①の算出において、過去業績が好調で、資産が膨らんでいる会社であると

  安易に資産を減らす方法が取り難いことです

  資産を大きく減らすだけの赤字経営していくわけにも行かないですし・・・

  

②の算出方法は、1株あたりのここ2年の配当・利益金額、純資産で算出します

  配当は無配にすることで数式上「0」 利益の圧縮で「0」となり、しかも

  この利益項目は3倍の掛け率なので効果は3倍になります

  上記項目は3項目ですが、配当×1+利益×3+純資産×1これを「5」で割る

  つまり、純資産以外の項目はコントロールできます

  配当、利益のコントロールをしないのは手をこまねいているだけになります

  特に、3倍の係数をかける利益の項目を「0」にするということは、

  最後に各項目の和を「5」で割るわけですから効果が高くなります


そのためには、生命保険の活用が計画が立ち、将来の布石になります


その手法を行い、株価を下げ、贈与税の税率をうまく利用して承継者に株を移す

合わせて、その評価額において「相続時精算課税制度」を使うなり、

新会社法を活用した会社の買取や持株会をつくるなりして

うまく相続、業承継をおこなうことは大切です


実行には数年かかる問題です

すぐにできるわけでないですのでまずは問題を考えてみてはいかがですか?


事業承継をきちんと実行することは、

経営の安定化、株の分散化防止、雇用の安定、信用不安防止、

相続税対策、遺留分割(代償分割)対策

など効果が高いのです

また、現役社長の責任でもあります!!


一度、顧問税理士、会計士さんに尋ねてみてください

もちろん、私でもOKです

士業での実務はできませんが、おおまかな考え方などは

お伝えできますのでプチメでどうぞお尋ね下さい



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《ここから鳥のお話》 

きょうは『アカショウビン』です

カワセミの仲間です

カワセミやヤマセミは水辺にいます

このアカショウビンは水辺だけでなく森に住むことができます


キツツキ類は生木にも穴を開けますが、彼らはそれができません

朽ちた木に自力で穴を開けて巣穴にします

朽ちた大木が必要ですから

自然の懐の深さの指標にもなる鳥です


   『アカショウビン』

   長男と朝の遠征・・・

   「キョロロロロロ・・・」  近くにいるねぇ~

   アカショウビン1
お得意の決めのポーズ
アカショウビン2
そろそろ雨かなぁ~???
アカショウビン3
巣穴を掘ってくちばしが・・・

   水浴びしてこよっと(^^)

    さようならぁ~   と森の奥に去っていきました
アカショウビン4
尾の付け根がカワセミと同じように青く瑠璃色に光っています

   撮影地:森の中


   きのこと鳥の関係という記事が昨日松之山の探鳥会でいただいた会報「アカショウビン」に

   書いてありました

   木に穴を開けることが不得意な多くの鳥は、きつつきの古巣、洞に住んだり、

   朽木に自ら穴を開けます

   そのためには木が朽ちていることが大事です

   そのキッカケを作るのがキツツキ類ですが、

   朽ちる為にはきのこ(サルノコシカケなど・・)が必須なのだそうです

   一見、餌にもならないきのこの存在がこのような素敵な鳥の繁殖に大事なかかわりを

   持っていることを知りました

   大きな自然というサイクルには無関係ということはないのですね・・・・感嘆

   

   比較:カワセミ写真
カワセミ3
こちらの巣穴は赤土のむき出た土手などです