きょうはとある社長さん(昔からのお客様)の悩みを知りました

実は、お話しするに当たりネタとして

『自社株評価』と『相続税』の話をしようと思いました


FP :「ところで社長は自社株の評価をしていただいたことはありますか?」

A社長:「あ~、自社株の評価は今年から減額されるんだよな!!!」

鳥:「良くご存知ですね どこで聞いたのですか?」

社:「知り合いの社長から聞いたよ」

鳥:「そうですね その新しい事業承継の制度(平成20年度税制改正)ってまだ完全に固まっていないのはご存知ですか?」

社:「80%の減額だろ!!」

鳥:『みなさんそう勘違いなさっているんですよ 実は80%の納税猶予なんです』

社:「同じじゃないのか!?」

鳥:「全く違うんですよ!! しかもこの80%納税猶予の際に様々な要件が付くんですよ 例えば、①相続人が代表になること ②発行済議決権株式総数の50%超の株式保有であること ③5年間雇用の8割以上を維持 ④相続した保有株式の継続・・・・」

社:「そんな条件で息子に託すのか???」

鳥:「別に、今からなら対策は打てるんですよ  そのためにも会計士さんに自社株の評価とその数式をもらっておいて下さい」

  「ちなみに、このくらいの会社で 自社株の評価と相続税額はこうなります

   ですが、対策するとこうなるんですよ!!」

社:「こんなに違うのか!!」


こんな感じでだらだらとその後も話をしました


相続の問題は、税金が高いことよりも、納税が出来ない(お金の準備がない)事、分割方法(誰に、何を、どのくらい)の方が問題になるのです


納税金額とともに、

会社の株が相続人の中で分散していくと、その後の会社の議決権に問題が出ること

経営を相続した人に対してその他の人が相続した自社株の買取を請求されてもお金がない

などのなかなか厳しくややこしい問題になります


「相続」が「争続」にならないように被相続人も相続人も今元気なうちに考えることが大事なのです


ちなみに上場株であれば売却が可能ですが、

中小企業の株は第3者に売りにくい(売れない)ので問題が大きいのです


それとともに、誰も引き継いでくれないという問題も経営者が抱えている問題です

こっちの方がもっと深刻ですが・・・

ここだけは手伝えない・・・・


あす、「皆さまから気になっているよ」といわれている保険業界に入ったいきさつについて書きます

気にしていただき、ありがとうございますm(_ _)m


********************************************************************

《ここから鳥のお話》

『スズメ』です

巣立った雛と親がススキで戯れていました

あと、『鵜呑み』です


『スズメ』


「ぼく、巣立ったばかりなんだ」
スズメ1

「はい、整列ぅ~!!」
スズメ2


「はい、休憩ぃ~」
スズメ3


「うぐうぐ・・・ちょっと でかいなぁ~」  このあと平気に飲み込みました
鵜呑