【世界の野鳥#154】タイワンヒメマルハシ(Taiwan Scimitar Babbler) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目チメドリ科

学名 Pomatorhinus musicus

和名 タイワンヒメマルハシ

英名 Taiwan Scimitar Babbler

 

今回は台湾の阿里山山麓で出会った鳥をご紹介します。

『タイワンヒメマルハシ(Taiwan Scimitar Babbler)』です。

 

マルハシの仲間は三日月のような下向きのクチバシが特徴。

その中でヒメマルハシというグループがあります。

一昔前は、ヒメマルハシの台湾亜種という扱いでしたが、近年、種に昇格^^

『タイワンヒメマルハシ』となり、学名も付けられました。

もちろん台湾の固有種です。

 

阿里山尾山麓のお茶畑で撮影しました。

出会ったときは、ちょうど巣作りの最中だった様子。

つがいで仲良く行動していて、巣材を運んでいましたよ。

 

配色がとてもかっこいいマルハシです。

和的な感じがします。

日本にも生息していてほしかったグループです。

台湾まで来ているのにね~

 

チメドリの仲間が分布を広げたころには、日本は大陸から離れていたんでしょうね。

それと、渡りをしないという習性ゆえに、

ひとっ飛びの距離の与那国や八重山諸島でも発見されていない理由でしょうね。

 

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