タカ目タカ科
学名 Gyps bengalensis
和名 ベンガルハゲワシ
英名 White-rumped Vulture
今回はインドで出会った鳥をご紹介します。
『ベンガルハゲワシ(White-rumped Vulture)』です。
死肉を主食にするいわゆるスカベンチャーの代表が、ハゲワシの仲間ですよね。
ちなみに、企業を乗っ取ったり、困窮している相手に乗じて食い物にする者を「ハゲタカ」とか言いますが
野鳥の和名で『ハゲタカ』はいません。
総称として『ハゲタカ』と使う場合は、『ハゲワシ類』と『コンドル類』の両方を差す場合が多いんですよね。
さて、今回ご紹介の『ベンガルハゲワシ』ですが、名前の通り、インドにベンガル地方がありますように
インドに来たら、見ておきたかったハゲワシです。
ちょうど、亜高山帯から降りてきた最終日。
その宿で、インドのネイチャー系の雑誌を読みました。
ちょうど、ハゲワシの激減と、復活活動のことが描かれていました。
農地で使われる殺鼠剤で死ぬ動物を食べるという間接的被害にあっているようです。
かなり数を減らしてきていて、心配な生息数のデータ(グラフ)が記載されていました。
確かに旅の前半でも、もっとハゲワシに出会えると思っていましたが、数回の出会いのみでした。
この写真は、インドの平地にて出会えた際のものですが、最終日でしたのでホッとしました。
出来れば飛んでいるところも撮りたかったのですが、出会えただけでも贅沢ですね。
ちなみに、この旅では、2種のハゲワシに出会いました。
もう1種の『ヒマラヤハゲワシ』はまた追ってご紹介しますね。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。


