キジ目キジ科
学名 Lophura diardi
和名 シマハッカン
英名 Siamese Fireback
今回はタイで出会った鳥をご紹介します。
『シマハッカン(Siamese Fireback)』です。
頭にぼんぼんが付いているキジ・・・なぜにその飾りが必要なのか?
オスの特徴なので、メスへのアピール用なのでしょうが、実際のディスプレイ時にはどんな動きをするのでしょうか?
そのシーンはまだ見たことがないので、いずれ見たいと思います。
オスはとても美しい、ビロードの縮緬(ちりめん)で、尾羽は見事な光沢。
真っ赤な顔と脚が目立ちます。
一方メスは、地味ではありますが、地味な中での美しさも秀逸です。
インドシナ半島の固有種です。
ベトナムやタイ、カンボジア、ラオスで見ておきたい1種ですね。
キジ類は、羽衣やとさかや、顔周辺の皮膚が特徴的な種が多く
飛翔能力が乏しいことから、地域や国の固有種が多く
非常に魅力的な「沼」になりがちなんです。
実際に、私も、キジの仲間が大好きです。
こうした美しい種に出会う度に、「次はあれを見たい」と欲望が湧いてくるのです。
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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。