【世界の野鳥#046】アカショウビン(Ruddy Kingfisher) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ブッポウソウ目カワセミ科アカショウビン属
学名 Halcyon coromanda
和名 アカショウビン
英名 Ruddy Kingfisher

 

今回は日本の鳥をご紹介。

フィリピンでも越冬個体を見たことがあります。

日本では夏鳥。

ちょうど、5月中旬から末頃に飛来してきます。

 

信州にやってくるのも概ねその頃になります。

 

カワセミやヤマセミとは異なり、森林に生息するカワセミの仲間です。

餌も、川に依存せずに、様々な森の生き物を捕食します。

 

もちろん、魚やカエル、エビ類も捕食しますが、昆虫類、ミミズ、トカゲ、ヘビ、小型鳥類、小動物までも捕食します。

 

今回は、ブナの森の中でじっと座り込んでいたら、やって来て、落ち葉の中から

ネズミを咥えて枝に飛び乗ってきたアカショウビンをご紹介します。

 

以前、やや大きなヘビを咥えているのを見たり、巣立ったばかりの小鳥を咥えていた姿も見たことはありましたが

狩りの前半から見たのはこれが初めて

 

衝撃でした。

魚やカエルは本種やほかのカワセミ類でも見たことがありましたが

齧歯類サイズを咥えて仕留める・・・

 

そんな一連をご紹介します。

 

2012.06.24AM9:23

2-3分ほどたたき続けました。

AM9:25

そして、飲み込めずに結局落としてしまったんです・・・

AM9:28

なんと、ネズミは死に損・・・

ですが、林床でほかの生物の糧になっているのは間違いないんです。

これも、食物連鎖。

 

おそらく、アカショウビンは動いているものにしか反応しないので、

仕留め終えた獲物を餌の認識にならなかったのでしょうね。

逆に、動いていたので反射的に襲って咥え上げたともいえます。

そんな習性の森のハンターなのです。

 

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