【世界の野鳥#011】ヌマジチメドリ(Marsh Warbler) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目チメドリ科

学名 Pellorneum palustre

和名 ヌマジチメドリ

英名 Marsh Babbler

 

今回はインドで出会った鳥をご紹介。

まだ日本人が撮影していない可能性(憶測ですが・・・)の鳥を撮る。

もしくは日本人がほとんど撮影出来ていない鳥を撮る。

 

このインドの旅では、そんな出会いに何種類か恵まれました。

1つは、本種。

他にも、ミヤマジュケイ(Blyth's Tragopan)、ムラサキミヤマツグミ(Purple Cochoa)も撮影成功しました。

ですが、もう、2016年4-5月の旅での出会いなので、撮影者は増えているかもしれませんね。

 

そんなヌマジチマドリですが、名前の通り、沼の湿地帯に生息しています。

ガイドが案内して、木製の竿で押す小舟で湿地帯の奥に入っていきました。

そこからは、沼地に素足で入って葦原を進む・・・

破傷風が怖い状況ですが、劇珍な1種を撮影するには、行くしかありません。

幸い、声は聞こえています。

 

無事に姿を撮影出来て、船にも戻ると、足にはヒルが吸血中でしたw

 

希少で、劇珍な本種。

実はこのオス以外に、この周辺で見つかっていなく

また、繁殖もここ数年確認されていないようです。

 

非常に厳しい状況ですが、eBirdを見ると、2021年1月、11月に撮影や声の記録があるようです。

何とか保全されて、個体数が拡大されることを祈るばかりです。

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。