スズメ目アトリ科シメ属
学名 Coccothraustes coccothraustes
和名 シメ
英名 Hawfinch
【分布】
アフリカ北部、ユーラシア大陸中緯度域、カムチャッカ半島、千島列島、北海道などに分布。
冬期は北方個体は南下し越冬。
日本では北海度、中部以北で繁殖、冬鳥として本州以南に渡来。
6亜種に分類。
◆C. c. coccothraustes – 基亜種
ヨーロッパ~シベリア中央部、モンゴル北部にかけて分布。
◆C. c. buvryi
アフリカ北部に分布。
◆C. c. nigricans
ウクライナ南部、コーカサス地方、トルコ北東部、イラン北部に分布。
◆C. c. humii
カザフスタン南部、ウズベキスタン東部、アフガニスタン北東部に分布。
◆C. c. schulpini
シベリア南東部、中国北東部、朝鮮半島に分布。
◆C. c. japonicus 亜種シメ
カムチャッカ半島、千島列島、樺太、日本に分布。
【生態】
平地から山地の雑木林などに生息。
市街地の公園、住宅街の庭などにも生息。
食性は植物食。エノキ、カエデ、エノキなどの種子を好む。太いクチバシで殻を割って中身を食べる。
地鳴きは「チッ」「ビシッ」「シー」という鋭い声で鳴く。
【サイズ・形態】
全長18㎝ 翼開長_㎝。
ずんぐりした印象のフォルム。
オス成鳥は頭上部と耳羽が茶褐色。
後頸部~襟部は灰色。
背、雨覆、尾は暗褐色。尾の際外側びは白斑。
風切羽は青黒色、金属光沢がある。白い翼帯がある。
目の周辺、クチバシの基部、喉部は黒。
体下面は淡茶褐色。
クチバシは太く、色は鉛色。非繁殖期は肌色。
メスは全体的に淡く、風切羽の一部が灰色。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『シメ(Hawfinch)』
私もそうですが、ブログをしている人は、その年の瀬、年末に「締め」とかけて「シメ」を載せたくなるのですが、そんな時にストックがなかったりして、29‐30日当たりに慌てて・・・
結局間に合わず・・・
そんな年も多いのです。
空気を割ったような「ピシッ」という地鳴きが聞こえて
やった~となった年末が数年分あるのも事実。
このところそのこだわりを捨てたので気が楽ですが、シメの記事を書くに至っては、やはりそのことを書かずにいられなくて・・・
話が変わりますが、シメをクチバシの鉛色って
鈍い金属光沢がかっこいいと思うのは私だけ?
皆さんは、このクチバシ、どう思いますか?
どや?
どう?
非繁殖羽のシメ
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。