【日本の野鳥#24-34-16】シメ(Hawfinch) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目アトリ科シメ属

学名 Coccothraustes coccothraustes

和名 シメ

英名 Hawfinch

 

【分布】

アフリカ北部、ユーラシア大陸中緯度域、カムチャッカ半島、千島列島、北海道などに分布。

冬期は北方個体は南下し越冬。

日本では北海度、中部以北で繁殖、冬鳥として本州以南に渡来。

 

6亜種に分類。

C. c. coccothraustes – 基亜種

ヨーロッパ~シベリア中央部、モンゴル北部にかけて分布。

 

◆C. c. buvryi

アフリカ北部に分布。

 

◆C. c. nigricans 

ウクライナ南部、コーカサス地方、トルコ北東部、イラン北部に分布。

 

◆C. c. humii

カザフスタン南部、ウズベキスタン東部、アフガニスタン北東部に分布。

 

◆C. c. schulpini 

シベリア南東部、中国北東部、朝鮮半島に分布。

 

◆C. c. japonicus 亜種シメ

カムチャッカ半島、千島列島、樺太、日本に分布。

 

【生態】

平地から山地の雑木林などに生息。

市街地の公園、住宅街の庭などにも生息。

食性は植物食。エノキ、カエデ、エノキなどの種子を好む。太いクチバシで殻を割って中身を食べる。

地鳴きは「チッ」「ビシッ」「シー」という鋭い声で鳴く。

 

【サイズ・形態】

全長18㎝ 翼開長_㎝。

ずんぐりした印象のフォルム。

オス成鳥は頭上部と耳羽が茶褐色。

後頸部~襟部は灰色。

背、雨覆、尾は暗褐色。尾の際外側びは白斑。

風切羽は青黒色、金属光沢がある。白い翼帯がある。

目の周辺、クチバシの基部、喉部は黒。

体下面は淡茶褐色。

クチバシは太く、色は鉛色。非繁殖期は肌色。

メスは全体的に淡く、風切羽の一部が灰色。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『シメ(Hawfinch)』

私もそうですが、ブログをしている人は、その年の瀬、年末に「締め」とかけて「シメ」を載せたくなるのですが、そんな時にストックがなかったりして、29‐30日当たりに慌てて・・・

 

結局間に合わず・・・

 

そんな年も多いのです。

 

空気を割ったような「ピシッ」という地鳴きが聞こえて

やった~となった年末が数年分あるのも事実。

 

このところそのこだわりを捨てたので気が楽ですが、シメの記事を書くに至っては、やはりそのことを書かずにいられなくて・・・

 

話が変わりますが、シメをクチバシの鉛色って

鈍い金属光沢がかっこいいと思うのは私だけ?

皆さんは、このクチバシ、どう思いますか?

 

どや?

どう?

 

 

非繁殖羽のシメ

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。