【日本の野鳥#24-34-11】オオマシコ(Pallas's Rosefinch) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目アトリ科オオマシコ属

学名 Carpodacus roseus

和名 オオマシコ

英名 Pallas's Rosefinch

 

【分布】

シベリア中央部~シベリア東部の亜寒帯で繁殖。

冬期はモンゴル、中国東部、朝鮮半島、日本に渡り越冬。

日本では数の多くない冬鳥として本州中部以北に飛来。

 

2亜種に分類される。

Carpodacus roseus roseus 基亜種オオマシコ

シベリア、モンゴル北部で繁殖。

中国や日本などで越冬。

 

Carpodacus roseus portenkoi

樺太で繁殖。

韓国南部、日本で越冬。

 

【生態】

平地から山地の林、林縁の草地、農耕地などに生息。

食性は植物食。基や草本の種子を採食。ハギの実を好む。

地鳴きは「チー」「フィッ」などと鳴く。

 

【サイズ・形態】

全長17㎝ 翼開長_㎝。

オス成鳥は頭部、背中、腰、胸から腹部にかけてピンクを帯びた赤。

腹部の下方は白。

額と喉は銀白色。

背、翼上面は黒の縦斑が入る。

大雨覆。中雨覆、三列風切の羽縁は白。

メスは全身が淡褐色で頭部、背中、胸、腹部は淡い赤。

腹部の下方は白。

喉から胸には褐色の縦斑が入る。

 

尾はやや短く、ずんぐりした体型に写る。

クチバシは灰褐色。

脚は灰褐色。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『オオマシコ(Pallas's Rosefinch)』

信州北部にやってくる赤い冬鳥。

ですが、ここ5年ほど、まとまった飛来がなく寂しい限りです。

雪とともに撮影できるとこの上なく楽しい冬シーズンを迎えられるのですが・・・

 

雪とオオマシコ、白と紅。

サンタの世界が冬の色どりとしてとても美しいので

毎冬オオマシコの飛来を待ち望んでいます。

 

キノコ採りをしている頃に

ハギの実の出来具合を確認して、実りが豊かであると楽しみに待つのですが

ここ数年は飛来が・・・

 

この冬こそと思い、待っています。

 

どうぞご覧くださいませ。

 

オス

メス

若オスかな?

 

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。