【日本の野鳥#24-31-01】イワヒバリ(Alpine Accentor) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目イワヒバリ科カヤクグリ属

学名 Prunella collaris

和名 イワヒバリ

英名 Alpine Accentor

 

【分布】

アフリカ北西部、ヨーロッパ南西部~トルコ、黒海~カスピ海間、中央アジア、ヒマラヤ圏、中国西部~北東部、モンゴル北部、台湾、日本に分布。

冬期は南下、標高を下げて移動する。

日本では北海道(繁殖の正式な記録がない)と本州中部以北の高山帯に亜種イワヒバリが分布。

 

9亜種に分類される。

P. c. collaris  – 基亜種。

アフリカ北西部、ヨーロッパ南西部、スロベニア~ルーマニアに分布。

southwest Europe to Slovenia and the Carpathians, northwest Africa
 

P. c. subalpina 

クロアチア~ブルガリア、ギリシャ、クレタ島、トルコ南西部に分布。


P. c. montana

トルコ北部、東部、コーカサス地方、イランに分布。


P. c. rufilata 

アフガニスタン北東部、パキスタン北部、中央アジア~中国


P. c. whymperi  

ヒマラヤ西部に分布。


P. c. nipalensis

ヒマラヤ中央部、東部、中国南西部、ミャンマー北部に分布。


P. c. tibetana  

チベット東部に分布。


P. c. erythropygia – 亜種イワヒバリ

カザフスタン東部、シベリア中南部~北東部、日本、朝鮮半島、中国北東部に分布。

 

P. c. fennelli 

台湾に分布。

 

【生態】

高山帯、森林限界より高い標高のハイマツ帯や岩場に生息。

食性は雑食。夏期は昆虫類やクモなどを捕食。冬期は種子などを採食。

山小屋の残飯も採食する。

岩の隙間に枯草や苔を用いた碗状の巣を作り営巣。

メスがオスに対して総排泄口をオスに見せるという求愛行動を行う。

さえずりは「チョッチチョッチリリリ~」「チュクチュク、チーチー クリュヒークリュヒー チョリチョリ~」などと声量のある大きな声で鳴く。

地鳴きは「チュイチュイ」「キュルキュル」などと鳴く。

人に対する警戒心が低い。

 

【サイズ・形態】

全長18㎝ 翼開長_㎝。

雌雄同色。

頭、顔、胸、後頚部は灰褐色。

背は赤褐色に黒い縦斑が入る。

翼上面は黒褐色、雨覆いの先端が白く、翼帯が2対に見える。

上尾筒は橙褐色。

尾上面は灰褐色。

腹部は、脇は橙褐色、中央部は薄くなる。

 

【その他】

 

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<ここから鳥の写真>

『イワヒバリ(Alpine Accentor)』

大学時代、山を登っていました。

各地の山で出会っている鳥で、リバーサルフィルムでの撮影は結構行いました。

 

ですが、デジタルカメラの時代になって、高山に行く機会が減って

どうにも、出会えていません。

fpbirdとfpbird‐2のブログをやり始めて、13年。

ちょうどその数年前からデジタルで撮影し始めたのですがね~

記事に「イワヒバリ」が1つもなし。

 

さ~~焦ってきました。

この記事を書いているのが2022年8月末・・・

 

実は、夏休み、盆休みと乗鞍岳に行く予定を立てましたが、計画ごとに「雨」

8月末、伊吹山でも登山してみましたが見られず・・・

 

さて、予約した2022年12月末までに出会えているのでしょうか???

 

20220919に苦戦しながらも乗鞍岳にて遠ぉ~~~い離れた証拠写真

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。