スズメ目ヒタキ科ツグミ属
学名 Turdus celaenops
和名 アカコッコ
英名 Izu Thrush
【分布】
伊豆諸島(伊豆大島と青ヶ島間の島嶼)、トカラ列島に留鳥として分布。
近年、屋久島での生息記録がない。
冬期に伊豆半島に北上して越冬する個体もいる。
日本固有種。
【生態】
常緑広葉樹林、落葉広葉樹林、その混合林に生息。
林床に低木が多い環境を好む。
食性は雑食。昆虫類、多足類、環形動物、陸生貝類、果実などを食べる。
雛への給餌は主にミミズ。
アカハラより濁った感じの声で「キョロロッ ヅィー」
【サイズ・形態】
全長23㎝ 翼開長_㎝。
オスは上面は赤みを帯びた黒褐色。
頭部、後頸部、胸部は濃黒褐色。
クチバシとアイリングは黄色。
脚は黄褐色。
メスは頭部が濃黒褐色ではなく褐色。喉が白や淡色で縦斑が入る。
【その他】
アカコッコの漢字表記は「島赤腹」・・・島のアカハラ
1975年に国の天然記念物に指定。
2020年に国内希少野生動植物種に指定。
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<ここから鳥の写真>
『アカコッコ(Izu Thrush)』
三宅島への夏合宿。
大学時代、定番のイベントでした。
ですが、4年間で一度も行かず・・( ̄▽ ̄;)
ですので初めて本種を見たのは結構遅くて
2008年だったかな?
その後、三宅島には何度か足を運んで撮影しています。
ですが、人為的に移入されたイタチによって、陸上で餌をとることが多いため
数を減らしているところに、200年には火山の噴火・・・
2010年から保護活動が進み、2009年の推定生息数「4,400羽」→2015年「7,800羽」という回復傾向という報告は嬉しい話です。
オス
メス
次は順番的には『ノドグロツグミ』になりますが未見のためスキップします。
次回は『ノドアカツグミ』になります。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。









