【日本の野鳥#24-30-11】アカコッコ(Izu Thrush) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ヒタキ科ツグミ属

学名 Turdus celaenops

和名 アカコッコ

英名 Izu Thrush

 

【分布】

伊豆諸島(伊豆大島と青ヶ島間の島嶼)、トカラ列島に留鳥として分布。

近年、屋久島での生息記録がない。

冬期に伊豆半島に北上して越冬する個体もいる。

日本固有種。

 

【生態】

常緑広葉樹林、落葉広葉樹林、その混合林に生息。

林床に低木が多い環境を好む。

食性は雑食。昆虫類、多足類、環形動物、陸生貝類、果実などを食べる。

雛への給餌は主にミミズ。

アカハラより濁った感じの声で「キョロロッ ヅィー」

 

【サイズ・形態】

全長23㎝ 翼開長_㎝。

オスは上面は赤みを帯びた黒褐色。

頭部、後頸部、胸部は濃黒褐色。

クチバシとアイリングは黄色。

脚は黄褐色。

メスは頭部が濃黒褐色ではなく褐色。喉が白や淡色で縦斑が入る。

 

【その他】

アカコッコの漢字表記は「島赤腹」・・・島のアカハラ

1975年に国の天然記念物に指定。

2020年に国内希少野生動植物種に指定。

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<ここから鳥の写真>

『アカコッコ(Izu Thrush)』

三宅島への夏合宿。

大学時代、定番のイベントでした。

ですが、4年間で一度も行かず・・( ̄▽ ̄;)

 

ですので初めて本種を見たのは結構遅くて

2008年だったかな?

 

その後、三宅島には何度か足を運んで撮影しています。

 

ですが、人為的に移入されたイタチによって、陸上で餌をとることが多いため

数を減らしているところに、200年には火山の噴火・・・

2010年から保護活動が進み、2009年の推定生息数「4,400羽」→2015年「7,800羽」という回復傾向という報告は嬉しい話です。

 

オス

メス

 

次は順番的には『ノドグロツグミ』になりますが未見のためスキップします。

次回は『ノドアカツグミ』になります。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。