【日本の野鳥#24-28-02】ムクドリ(White-cheeked Starling) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目ムクドリ科ムクドリ属

学名 Sturnus cineraceus 

和名 ムクドリ

英名 White-cheeked Starling

 

【分布】

中国、モンゴル、ロシア南東部、朝鮮半島、日本に分布。

日本では全域に留鳥として分布。

雪の多い地域などでは冬期に暖地に移動。

 

【生態】

低地の平野や低山、都市部や人家付近、公園、農耕地、田んぼにに生息。

食性は雑食。昆虫の幼虫、環形動物、果実、種子などを採食。

秋から冬にカキやリンゴの熟した実をついばむ。

樹洞、軒下、戸袋などの穴に巣を作り営巣。

非繁殖期はねぐら入りで大きな群れになることがある。

天敵の少ない都市部の街路樹などにねぐらとして集まり、騒音やフン害の問題となる場合がある。

「ギャ―ギャー」「ギュルギュル」「ギュイギュイ」「キュルル」などの声を発する。

歩様はウォーキング。

 

【サイズ・形態】

全長24㎝ 翼開長40㎝。

体上面、胸、頸部、尾の上面は濃い灰褐色。

頬や目の周囲は淡灰色や白い斑が入るが、個体差がある。

上尾筒、下尾筒は白。

クチバシと脚は黄色。

飛翔時は下雨覆いに白斑。

雌雄差がある。

オスは胸や腹部、上面は黒みが強い。メスは褐色みが強い。

 

【その他】

冬の季語。

小林一茶の俳句に「椋鳥と人に呼ばるる寒さかな」がある。田舎者は江戸でやかましい「椋鳥」と揶揄されたことから作られた一句。

 

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<ここから鳥の写真>

『ムクドリ(White-cheeked Starling)』

スズメ、ツバメ、キジバト、ヒヨドリ、カラスに並ぶ多くの人が目にする鳥の一つ。

ゆえに比較対象としての「ものさし」になる。

『「ムクドリ大」=ムクドリと同じくらいの大きさ』など、鳥の大きさやフォルムでの指標として使われます。

 

色あいに個体差、性差も大きく、差があります。

まだら模様が美しい個体もいれば、汚れた感じのイメージになる個体もいたりします。

 

数個体を貼っておきます。

差を感じてみてください。

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。