スズメ目ムシクイ科ムシクイ属
学名 Phylloscopus ijimae
和名 イイジマムシクイ
英名 Iijima’s Leaf Warbler
【分布】
日本の伊豆大島から青ヶ島までの伊豆諸島、トカラ列島の中之島で繁殖。
フィリピン(のルソン島)で越冬していると考えられている。
【生態】
スダジイ・タブノキなどの常緑広葉樹林に生息。
食性は動物食。昆虫類雲などを捕食。
「チュリチュリチュリ」と囀る。
樹上などに球状の巣を作り営巣。
ホトトギスの托卵相手。
【サイズ・形態】
全長11.5㎝ 翼開長_㎝。
体上面は淡オリーブ色。
体下面は白色。
頭央線はない。
クチバシは細く、上クチバシは褐色、下クチバシは黄色。
脚は茶色を帯びた肉色。
【その他】
国の天然記念物に1975年に指定。
和名・英名・学名は明治大正の生物学者、飯島魁氏が由来。
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<ここから鳥の写真>
『イイジマムシクイ(Iijima’s Leaf Warbler)』
三宅島で探鳥をする際の目的種の1種。
日本でのみ繁殖するムシクイ。
朝、大路池(たいろいけ)の周回路を歩いていると
あちこちから「チュリチュリチュリ」という声が聞こえてきます。
その葉陰を覗くと、小さな影がちらちら動くのが見えます。
本種の密度の濃い場所では、互いに囀り合って牽制しています。
そんな個体に出会えると、チャンス。
少しじっとしてくれるので、撮影チャンスが生まれます。
そんなイイジマムシクイをどうぞ。
順番的には「コノドジロムシクイ」「メグロ」と続きますが、未見なので
次回は「チョウセンメジロ」になります。
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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。






