スズメ目ムシクイ科ムシクイ属
学名 Phylloscopus schwarzi
和名 カラフトムジセッカ
英名 Radde’s Warbler
【分布】
繁殖期は、シベリア南東部、樺太、中国北東部、朝鮮半島に分布。
非繁殖期は、インドシナ半島で越冬。
日本では数の少ない旅鳥。
【生態】
水辺付近の藪の中に生息。
食性は動物食。昆虫類やクモなどを捕食。
地鳴きは鋭く「タッ、タッツ」などと聞こえる。
【サイズ・形態】
全長12.5㎝ 翼開長_㎝。
雌雄同色。
全体的にオリーブがかった褐色で、喉は淡色。
下尾筒は橙色がかった淡褐色。
眉斑は前の方が淡黄褐色で後ろは白っぽい。
眉斑の下に目の後方から黒い線が伸びる(本種より小型のムジセッカは、眉の後ろ半分が茶色がかる)。
脚は肉色。
クチバシは上が灰褐色、下は黄色みがかった灰色。クチバシは太目に見え、その先端部は丸みを帯びる。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『カラフトムジセッカ(Radde’s Warbler)』
日本では、まだ見たことがありません。
↓の写真もタイのKaeng Krachan National Parkで撮影したものです。
同定も、この写真しかなくて、あまり自信もありませんが・・・
地鳴きと総合的に特徴を鑑みて、本種としました。
次の出会いはどこでいつになるのか?
もう少し、特徴をばっちり撮影したいものですね。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。


