スズメ目カラス科カケス属
学名 Garrulus lidthi
和名 ルリカケス
英名 Amami Jay
【分布】
奄美大島・加計呂麻島・請島に分布。
徳之島には過去には生息していたが、1920年以降確実な発見例がない。
留鳥。
日本固有種。
【生態】
常緑広葉樹林、および隣接の農耕地に生息。
食性は雑食。昆虫類、クモ、爬虫類、両生類、鳥の卵、ヒナ、果実、種子、木の実などを採食。
種子や木の実の貯食を行う。
主に樹洞や幹の股や隙間にお椀上の巣を作り営巣。
【サイズ・形態】
全長38㎝ 翼開長_㎝。
頭部から頸部、胸部にかけては紫がかった濃青色。金属光沢を帯びる。
額、喉は黒く、喉には白い斑点が入る。
背と腹部から腹部にかけて赤褐色。
尾羽と翼は頭部と同じく濃青色。
翼上面は雨覆いと三列~次列風切羽は濃青色。初列風切羽は黒味が強い。
尾羽の先端部、および風切羽先端部は白。
翼下面は黒~黒灰色。
クチバシは青灰みが混じる象牙色。
脚は灰色。
【その他】
日本固有種。
1921年に種として国の天然記念物に指定。
1965年に鹿児島県の「県の鳥」に指定。
自然林の回復やマングースの駆除により個体数が増加傾向。
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<ここから鳥の写真>
『ルリカケス(Amami Jay)』
奄美大島に突撃。
奄美諸島は固有種の宝庫。
本種以外にも
「アマミヤマシギ」「オオトラツグミ」「オーストンオオアカゲラ」「アカヒゲ」
鳥以外にも
「アマミノクロウサギ」「トクノシマトゲネズミ」「オットンガエル」「アマミハナサキガエル」「アマミイシカワガエル」などなど
植物も入れたらもう大変。
そんな島には私はまだ一度しか行っていないので、再訪したい島の一つです。
この島の代表的な鳥が本種。
日程と天候がかみ合わず、寒くて、いい出会いに恵まれなくて
素敵ショットがないのですが、レコードショットにはなったかな?
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。