【日本の野鳥#24-07-06】タカサゴモズ(Long-tailed Shrike) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

スズメ目モズ科モズ属
学名 
和名  タカサゴモズ
英名  Long-tailed Shrike

【分布】
カザフスタン南部・イラン北部・アフガニスタン・パキスタン、インド、スリランカ、ネパール、バングラディシュ・ミャンマー・タイ北部および南東部・ラオス・ベトナム北部、中国南部、中国南東部、マレー半島、大スンダ諸島、小スンダ諸島、ボルネオ、フィリピン諸島、ニューギニア東部に分布。

 

日本では迷鳥・稀な冬鳥として飛来。

亜種L. s. schachが飛来していると思われる。

 

9亜種に分類される。

L. s. erythronotus – カザフスタン南部~イラン北部、アフガニスタン、パキスタン、インド北中部に分布。
L. s. caniceps – インド西部・中部・南部、スリランカに分布。
L. s. tricolor – ネパール、インド東部~ミャンマー、中国南部~タイ北部・ラオス北部に分布。
L. s. schach– 中国中部・南東部~ベトナム北部に分布。
L. s. longicaudatus – タイ中部、南東部、ラオス南部に分布。
L. s. bentet – マレー半島、大スンダ列島、小スンダ列島、ボルネオ島に分布。
L. s. nasutus – フィリピンに分布(パラワン島およびスールー諸島を除く)。
L. s. suluensis – スールー諸島に分布。
L. s. stresemanni – ニューギニア島東部に分布。

【生態】
開けた森林や森林の林縁、農耕地、河川敷などに生息。

食性は動物食。

昆虫類、爬虫類、両生類、小型鳥類、小型哺乳類を捕食。

囀りは物まねを交える。


【サイズ・形態】
全長24⁻25㎝ 翼開長_㎝。

亜種により色彩が大きく異なる。

日本で見られる典型的なタイプを記載。

尾羽が長い。尾羽上面は黒。

額から眼の後方にかけて黒い過眼線が伸びる。

頭頂から背面は灰色。

喉~頬~胸部にかけて白。

腹部、体側面、上・下尾筒は橙褐色。

翼は黒、初列風切羽の基部に白い斑。

クチバシは黒。

脚は黒。

【その他】


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<ここから鳥の写真>
『タカサゴモズ(Long-tailed Shrike)』
国内では2回出会いました。

愛知県と大阪府。

海外でも何か国かで見ています。

非常に尾が長く、色彩もオレンジ色、黒、白のコントラストが美しい大きなモズです。

 

まずは初めて見た愛知県の個体

 

大阪府の個体


タイで出会った個体

頭の色が全く異なりますね。

亜種L. s. tricolor ですかね。

2014年

2017年にも出会いました。


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