ブッポウソウ目カワセミ科ミツユビカワセミ属
学名 Ceyx erithacus
和名 ミツユビカワセミ
英名 Oriental Dwarf Kingfisher
【分布】
インド~東南アジアに生息。
バングラディシュ、ブータン、カンボジア、中国、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、シンガポールスリランカ、ベトナムに生息。
北部地域の個体は冬期にマレー半島南部に渡る。
日本では2006年6月に沖縄県で記録あり。
3亜種に分類。
◆C. e. erithaca - 基亜種。日本での記録は本亜種。
◆C. e. macrocarus
◆C. e. motleyi
【生態】
森林、マングローブリン、竹林に生息。
小さな流れのそばの土手や崖に巣穴を掘って営巣。
食性は動物。昆虫類、羽アリ、クモ、小さなカニ、魚、カエル、トカゲを捕食。
【サイズ・形態】
全長12.5-14㎝ 翼開長18㎝。カワセミ科最小種の1種。
額に黒い斑。首の側面に青と白の斑。
頭部、腰と尾は金属光沢のライラック~赤褐色。
あごと喉は白。
クチバシはオレンジ。
背面と翼は濃い青。
下面は淡黄色~オレンジ。
虹彩は濃茶色。
脚は赤。
【その他】
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<ここから鳥の写真>
『ミツユビカワセ(Oriental Dwarf Kingfisher)』
非常に小さなカワセミ。
12-14㎝は長いクチバシを加えたサイズ。
体の小ささはキクイタダキ並み(^^)
そんな小さなミツユビカワセミが日本まで渡ってきたということが
非常に驚きで、ファンタジーで、アンビリーバブルなのです。
もちろん、日本でわずか一回の記録の鳥ですので国内で見たことはありません。
本亜種と同じものはタイで見ることが叶いました。
雛に与えるために、体と同じサイズのトカゲを咥えてきたシーンを撮影出来ました。
ご覧ください。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。