【日本の野鳥#21-06】カワセミ(Common Kingfisher) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属
学名 Alcedo atthis
和名 カワセミ
英名 Common Kingfisher


【分布】
ヨーロッパおよびアフリカ北部からインド、東南アジア~東アジアにかけて分布。

いくつかの亜種に分類される。

暖かい地方では留鳥。高緯度地方のものは冬季に暖かい地域に渡り越冬。

日本では亜種カワセミ A. a. bengalensis が分布。

北海道で夏鳥、ほかの地域では留鳥。

 

Alcedo atthis atthis - 基亜種。南ヨーロッパのイタリア南部から東ヨーロッパのブルガリア、北アフリカ、インド北西部にかけて生息。
Alcedo atthis ispida - イベリア半島、ブリテン諸島、ノルウェー南部、ロシア西部、バルカン半島のルーマニアにかけて生息。
Alcedo atthis bengalensis - 亜種カワセミ。バイカル湖、インド北部から東アジアおよび東南アジアにかけて生息。独立種とされることもある。
Alcedo atthis taprobana - インド南部(カーヴィリ川以南)およびスリランカに生息。
Alcedo atthis floresiana  - 小スンダ列島のバリ島からティモール島およびウェタル島に生息。
Alcedo atthis hispidoides - スラウェシ島からモルッカ諸島、ニューギニア島、ビスマルク諸島に生息。
Alcedo atthis salomonensis - ブーゲンビル島からソロモン諸島のマキラ島(サンクリストバル島)にかけて生息。


【生態】
川、湖、池などの水辺に生息。

公園や都市部の水辺にも生息する。

食性は動物食。魚類、水生昆虫、エビやカニ、カエルやオタマジャクシなどを捕食。石の上や枝から待ち伏せるか、ホバリングして水中に飛び込み獲物を捕らえる。

「チーチー」と鳴く。

直線的に速く飛ぶ。

繁殖期には、オスがメスに求愛給餌を行う。

土手や崖に巣穴を掘り営巣。

【サイズ・形態】
全長17㎝ 翼開長25㎝。

雌雄異色(下クチバシの色に差異がある)。

頭部から頬、背中、翼上面は金属光沢の青。頭には鱗状の模様が入る。

特に背筋は明るい金属光沢の青で目立つ。

喉と耳の位置に白い斑がある。

胸と眼の後方、目先は橙色。

脚は小さく短く、色は赤。

クチバシは長く(3.3‐4.3㎝)、オスは黒、メスは上クチバシが黒、下クチバシが赤~橙色。

【その他】

多数の「自治体の鳥」に指定されている。

札幌市、取手市、町田市、藤沢市、静岡市、宇治市、枚方市

倉敷市、四万十市、八代市、奄美大島など多数。


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<ここから鳥の写真>
『カワセミ(Common Kingfisher)』
身近で、かつ人気の高い鳥。

本種の美しさに魅了されてBirdwatchingや野鳥撮影にのめりこんだ人も多い。

そんな罪作りな鳥です。

 

宝石の「翡翠(ひすい)」の漢字を当てて「カワセミ」

 

その美しさは鳥に興味のない人にも魅力的と映ると思います。

 

東南アジアでもたまに出会います。

 

 

沖縄にて

ベトナムにて




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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。