【日本の野鳥#18-12】ハイイロチュウヒ | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

タカ目タカ科チュウヒ属
学名 Circus cyaneus
和名 ハイイロチュウヒ
英名 Hen Harrier

【分布】
ユーラシア大陸北部で繁殖し、アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸中緯度に渡り越冬。

日本では冬鳥として渡来。

好む環境に特異性があり、局所的に渡来するため、数は多くはない。

【生態】
草原、草地、湿地に生息する。地面に草木を束ねて重ねて巣を作り、営巣。

地上付近を低空で、浅いV字に両翼を保ち、水平滑空と羽ばたきを繰り返して比較的ゆっくり移動しながら獲物を探す。

食性は動物食。鳥類を主体に、小型哺乳類、爬虫類、両生類を捕食。


【サイズ・形態】

全長40‐55㎝ 翼開長97-122㎝。

メスの方が大型。
雌雄ではっきり体色が異なる。

成鳥オスは全身がやや青みを帯びた灰色。初列風切羽は翼上下面ともに黒。

翼下面は白、次列および三列風切羽の先端部は灰色~黒。

腹部はやや灰色がかった白。腰は白。

虹彩は黄色。クチバシは黒。蝋膜は灰黄色。脚は黄色。

顔は盤面のように目が正面に着く。集音効果があるといわれている。

 

成鳥メスは全身が褐色。チュウヒに似る。チュウヒとの識別でのポイントとして

腰の白さが顕著に表れる(チュウヒにも白い個体がいるので注意は必要)。

翼下面に横紋が明確に3~5本出て、初列風切羽先端部の黒色部が狭い。

首に首輪状の斑がある個体が多い。

 

幼鳥のオス個体は、年齢によってオスとメスの中間の特徴を持つ。

【その他】


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<ここから鳥の写真>
『ハイイロチュウヒ(Hen Harrier)』

鳥屋さんは略して「ハイチュウ」と呼びます。

 

「苦手」・・・それが本種の私の印象。

出会いの頻度的にも、その条件もいい感じで撮影したことがあまりない・・・

なんか突然飛んできて慌てて撮影するものの、ピンが来ても後ろ姿だったり、補正に難ありだったり

 

ちなみに、Facebookやインスタグラムでまことに素晴らしい本種の撮影をしている方がいらっしゃいますが、尊敬しています。

じっくり本種と向き合っていない私に尊敬されても嬉しくないでしょうが。。。真剣に取り組めば素晴らしい写真が撮れるわけでもなく・・・本当に素晴らしいいんです。

 

ちなみに、「苦手」という鳥見人が結構多いのも事実でして、Canonユーザーが露出やピントを追わないなど苦しいことを口にするんですよね~

 

ここまで言い訳をしてから、ご紹介ということで。

しょぼいですが、ご覧になってください。

 

まずはオスから

ここからメス



※順番的には、次はウスハイイロチュウヒ・マダラチュウヒと続きますが、まだ見たことがないので、スキップします。
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。