【日本の野鳥#18-11】チュウヒ(Eastern Marsh Harrier) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

タカ目タカ科チュウヒ属
学名 Circus spilonotus
和名 チュウヒ
英名 Eastern Marsh Harrier

【分布】
主な繁殖地は北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部に生息。

冬期は南下。
日本でも繁殖の記録が各地で確認されている。

冬鳥として渡来するので冬期は目にする機会が多い。

【生態】
湿地や干拓地、湖沼岸、河川の岸辺などの広いヨシ原で繁殖。

浅いV字型に両翼を保ち、滑空と羽ばたきを繰り返し、獲物を探す。

獲物を探すときには視覚だけでなく、聴覚も利用している。

食性は動物食。ネズミなどの小動物8を中心に、小鳥、カエル、爬虫類、魚などを捕食。

【サイズ・形態】
メスが大型。

全長48‐58㎝ 翼開長113-137㎝。

オスの体色は個体差が大きい。

国内型と呼ばれる個体は、頭部~胸は灰白色で、茶褐色の縦斑がある場合とほとんど無い場合がある。体上面も茶褐色で、淡色の羽縁がある。腹部~下尾筒、肘部の羽毛は褐色。

脚は黄色。クチバシは黒。蝋膜は黄色。虹彩は黄色もしくは淡褐色。

顔は平面的であり両眼視できる。顔盤は集音効果がる。

 

大陸型と呼ばれる個体は、頭、首、肩羽、外側初列風切、小雨覆が黒。頭部、胸部、背面、雨覆は黒には青白い条線が入る。初列風切羽の先端部は黒、他は灰色。尾は灰色。腹部は白。上尾筒には白い斑紋が入る。

 

メスは全身が褐色。腹部は淡褐色に褐色の斑が入る。腰が白くなく、尾羽の横帯が見えづらい。

【その他】


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<ここから鳥の写真>
『チュウヒ(Eastern まrshHarrier)』

体色に変異が多い猛禽は、本種とハチクマが代表的。

それぞれ、様々な色合いを楽しみたくなる猛禽ですね。

と言いながらそんなに様々なタイプを撮影しているわけではないので

それはこれからの課題ですね。

 

ちなみに、本種の名前は「宙飛」、ノスリは「野擦」が由来と言われています。
行動的には、本種は野を水平に飛び。ノスリはやや高いところをホバリングしている。

どうも、入れ替わって名前が定着してしまったようですね~

 

「野擦り」的な飛び方のチュウヒ、と 「宙飛」的な飛び方のノスリ。

ややこしいですが、そんな風に覚えておくと面白いかも~


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今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。