【日本の野鳥#14-11】カッコウ(Common Cuckoo) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カッコウ目カッコウ科カッコウ属

学名 Cuculus canorus

和名 カッコウ

英名 Common Cuckoo

 

【分布】

ユーラシア大陸とアフリカで広く繁殖。

日本には夏鳥として5月ごろに飛来。

 

【生態】

森林や草原に生息。

日本では主に山地に生息、寒冷地の場合平地にも生息。

オスは「カッコー」と響く声で鳴く。

鳴き声がそのまま和名や英名の由来になっている。

食性は動物食で昆虫類を始めとする節足動物等を捕食。毛虫を好む。

本種だけではなくCuculus属は体温保持能力が低く、外気温や運動の有無によって体温が大きく変動する(測定例:日変動29〜39℃)ことが知られている。

それゆえに托卵による繁殖をするといわれている。

主な宿主は、オオヨシキリ、ホオジロ、モズ、オナガなど。

 

【サイズ・形態】

全長35㎝ 翼開長61㎝。

頭部と背中は灰色で、翼と尾羽は黒褐色をしている。胸と腹は白色で、黒い横しまが入る。

他のカッコウ属の種と比べ、比較的目立つ場所で囀ることが多い。

 

【その他】

さびれたさまを表す「閑古鳥が鳴く」の閑古鳥とはカッコウのことである。

古来、日本人はカッコウの鳴き声に物寂しさを感じていたようである。

 

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<ここから鳥の写真>

『カッコウ(Common Cuckoo)』

カッコウ属の中で一番目立つところで鳴く。。。のですが、撮影が簡単というわけではありません。

本種を含めて、本属の鳥は、警戒心が強いのが特徴。

高原で気持ちよく、さわやかさを演じてくれる「カッコー」という響きは、全く難易度高くなく耳にできますが、撮影は案外難儀なんですよね。

 

自宅にいても、聞くことが出来るカッコウ。

夏に渡ってきて、この声が聞こえると、夏鳥が揃ったな~と感じます。

 

そんな環境に住んでいるので、高原のさわやかなイメージの写真をしっかりと撮りたいものです。

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。