カッコウ目カッコウ科カッコウ属
学名 Cuculus micropterus
和名 セグロカッコウ
英名 Indian Cuckoo
【分布】
インドから東はアムール川、南はジャワ・ボルネオにかけて分布する。
北方のものは、冬期は南へ移動する。
日本では数の少ない旅鳥。主に春に確認されることが多い。
繁殖期に声の記録があるが、繁殖の記録はない。
【生態】
平地から山地の林の中で生活。
「カ・カ・カ・コー」と4節で続けて鳴く。
托卵を行う。
托卵相手はオウチュウが主。他にオナガやアカモズという例もある。
食性は動物食、昆虫類(毛虫など)や節足動物などを捕食。
【サイズ・形態】
全長約33cm。
カッコウやツツドリに似るが、背中は褐色味が強く(これが和名の由来である)。
尾は灰褐色で先端部分に黒帯がある。
雌雄はほぼ同色。
【その他】
日本国内でも継続観察記録があるようで、次の期待は、繁殖記録の確認です。
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<ここから鳥の写真>
『セグロカッコウ(Indian Cuckoo)』
本種は国内では珍鳥扱い。
日本海側の離島で確認される記録が多いのですが、
いまだに国内では出会ったことがありません。
私の本種との出会いは、タイのKaeng Krachanにて。
鳴いていくれれば、一発なのですが、出会いは3月。声の確認はできませんでした。
信州でも声の確認の記録があるようなので
次は国内で鳴いている姿を撮影したいものです。
声とともに動画で。
尻下がりの「カ・カ・カ・コ~」を国内で聞いてみたい
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。