【日本の野鳥#12-20】バン (Common Moorhen) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ツル目クイナ科バン属

学名 Gallinula chloropus

和名 バン

英名 Common Moorhen

 

【分布】

オセアニアを除く全世界の熱帯、温帯に広く分布。

日本では北・東日本では主に夏鳥(暖地では留鳥)で、西日本では留鳥。

 

 

【生態】

平地から山地の湖沼・池・河川・湿地などに生息。

食性は雑食。水生昆虫、軟体動物、植物の葉、種子を採食。

長い脚指で水草の上移動ができる。

カモのように泳ぐこともできるが上手ではない。

弁足水かきおよびオオバンにある弁足がないので、頸を前後に動かしながら、その勢いで進む。

潜水は出来ない。

 

 

【サイズ・形態】

全長35㎝ (ハト大) 翼開長52㎝。

雌雄同色。

体は黒っぽく、翼は緑色味のある黒褐色。脇に太めの白線が出て、よく目立つ。

下尾筒にも目立つ白斑。

額にはくちばしが延長したような「額板」があり、繁殖期には額板とくちばしの根もとが赤くなる。

脚と脚指は黄色。脚指は長い。

 

幼鳥はからだの羽毛がうすい褐色で、額板も小さい。

 

【その他】

水田のそばで生息する生態が、まるで水の「番」をする様に見えるので「バン」と名づいたという説。

 

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<ここから鳥の写真>

『バン(Common Moorhen)』

信州では、それほど多い鳥ではありませんが、温暖な地域に行くと比較的目にする機会の多い鳥です。

色も、日本的な色彩というより、派手な熱帯的な色なので、一度目にしたら、名前も短いので覚えやすい鳥だと思います。

 

また、ヒナの色がとても珍奇な派手さが特徴です。

 

その写真を探しましたが、なかなか見つからず・・・かなり昔の写真を貼っておきます。

まあ、小さいころから派手だというととはわかるかな?

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。