【日本の野鳥#12-19】ツルクイナ(Watercock) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ツル目クイナ科ツルクイナ属

学名 Gallicrex cinerea

和名 ツルクイナ

英名 Watercock

 

【分布】

南アジア・東南アジア・台湾・中国南部・朝鮮半島・ロシア南東部・八重山諸島に広く分布。

 

 

【生態】

湿性草原、ヨシ原、池沼、水田などに生息。

薄明薄暮性で、昼間は茂みの中で休む。

食性は雑食で、昆虫、軟体動物、植物の芽、種子などを捕食。

 

 

【サイズ・形態】

全長オス42-43㎝、メス36㎝ 翼開長68-86㎝。

クチバシはやや太く長い。

繁殖期のオスは全身の羽衣が黒褐色で羽縁は淡黄褐色。腹部には灰色の横縞が入る。

雨覆や風切羽の羽縁は褐色。

虹彩は赤。

クチバシは黄色で、額板が大型化し角状に突出し赤。

脚は暗赤色。

 

非繁殖期のオスおよびメスは、上面の羽衣が羽縁が黄褐色の黒褐色や暗褐色、下面の羽衣が淡褐色で褐色の横縞が入る。

クチバシは黄褐色。

脚は緑褐色。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『ツルクイナ(Watercock)』

日本では、南西諸島や迷鳥で各地で目撃例があるのですが

なかなかじっくり観察することが容易ではない1種なんです。

 

東南アジアにも広く分布していますが、ガイドにオファーしても

見れるかもしれないが、撮影は???という感じ。

 

初めて見たのは、フィリピンのパラワン島。

パラワン島の田園で、赤い額板がちらっと見えてすっと引っ込む・・・

ほかの鳥に時間を割きたかったので、ここでは、ゲートが飽くまでの時間だけの勝負でしたが

結局、何度か首を伸ばした姿を見て終わり・・・

 

そして、「やっと撮影」できたのは、タイにて。

友人のPanuwatに別のターゲットを案内してもらった際に、まさに車を走らせていた真横の田んぼに

「Watercock」と指さして、車を止めてくれました。

 

その際、一瞬、車の窓から撮影できたのが

この写真です。

 

 

奇跡(^^)v

 

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。