【日本の野鳥#11-22】カラシラサギ(Chinese Egret) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

ペリカン目サギ科コサギ属

学名 Egretta eulophotes

和名 カラシラサギ

英名 Chinese Egret

 

【分布】

朝鮮半島西岸や黄河河口域で繁殖し、冬季になると台湾や東南アジアに南下し越冬。

日本では迷鳥またはまれな冬鳥。

 

 

【生態】

河川や池沼、湿地、水田などに生息。

食性は動物食。魚や甲殻類を捕食。

捕食方法は、ダイサギなどの待ち伏せ型とは対極で、かなりアグレッシブ。

翼を動かし獲物を追い立て、逃げ出した獲物を追いかけて捕食する。

断崖の草原や樹上に巣を作る。本種単独でコロニーを形成。

 

【サイズ・形態】

全長60 - 68㎝ 翼開長 110 ㎝。

雌雄同色。

全身が白。

脚は黒、脚指は黄緑色。

繁殖羽は後頭部から冠羽が20本ほど伸び、肩と胸部の飾羽が伸びる。

目先は薄青色。クチバシはオレンジ色。

非繁殖羽はクチバシは黄色で先端が黒褐色。

 

【その他】

 

 

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<ここから鳥の写真>

『カラシラサギ(Chinese Egret)』

過去に3度見たことがあります。(2021年10月現在 7月の三番瀬、9月の大綬がらみでは会えず)

世界的に見て、極東のかなり限定的繁殖地のサギです。

2012年には個体数推定3800~15000羽ほどとのこと。

個体数も多くないので、冬季に越冬している個体にも東南アジアでいまだに出会ったことがありません。

 

越冬地の東南アジアや台湾では、この鳥を見ることを目玉にしているツアーもあるんですよね。

そのくらいのスターバードの1つなんですよ。

 

上にも書きましたが、採餌がかなりアグレッシブで

翼を広げて、餌の魚などを驚かせて、動いたところを瞬時に捕まえる

そんな動きが、まるでダンスのようなんです。

採餌方法で識別できるほど特徴的なんです。

あとは、印象的特徴とすると「目つきが悪い」んですよね~

これはかなりの主観ですがね~

 

もう、10年近く出会っていないので

そろそろ新しい機材で撮影し直ししたい1種です。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。