【日本の野鳥#03-05】ハジロカイツブリ(Black-necked Grebe) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属

学名 Podiceps nigricollis

和名 ハジロカイツブリ

英名 Black-necked Grebe

 

【分布】

ヨーロッパ、アフリカ東部と南部、東アジア、北アメリカ中部、南アメリカ北東部で分散して繁殖。

班h測地が飛び地になる鳥は比較的珍しい。

日本では冬鳥。北海道から九州まで各地の湾内、港内、沿岸部や湖沼で越冬。

日本での越冬個体は、中国東北部やウスリー川周辺などで繁殖したものが渡来すると言われている。

 

【生態】

繁殖期には湖や池の水草が多い場所にて生息。

冬季は湾内、港内、沿岸部、湖沼で越冬。

食性は動物食。潜水が得意で、魚や貝、昆虫、甲殻類を捕食。

春の渡りの前には100羽以上の群れを作ることもある。渡去の前ごろになると「ピー」と鳴く。

 

【サイズ・形態】

全長28-34㎝ 翼開長56-60㎝。

目が赤く、クチバシはわずかに上に反る。

雌雄同色。

繁殖羽(夏羽)は頭部と背中が黒、わき腹が褐色、腹が白。目の下から頬~後頭部にかけてにイワトビペンギンのような金色の扇形の飾り羽。

非繁殖羽(冬羽)は、頬から目の後ろにかけて白。ほかは黒、灰黒色。

 

【その他】

英名は、Black-necked Grebe(イギリス)

アメリカでは Eared Grebe=そう、直訳すると「耳カイツブリ」、ややこしい~

 

冬羽において、類似種のミミカイツブリと比べて、顔の白黒の境界が不明瞭。

ミミカイツブリは「パトカー」調の白黒。

ハジロカイツブリは「グラデーション的な」白黒。

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<ここから鳥の写真>

『ハジロカイツブリ(Black-necked Grebe)』

春の渡去前に集団になって、「ピー」と鳴きながら賑やかに潜水を繰り返して、採食しているシーンにたまに出会えます。

その中には、まだ冬羽のまんまの個体から、かなり繁殖羽に変身が終わっている個体が混じったりします。

白黒の地味な冬羽と、艶がある黒に金色の扇の飾りの個体が入り混じるのでこの、変化の幅に驚きます。

 

もちろん、ほとんど冬羽個体ばかりで、地味な集団もいますので、当たりはずれも季節の移ろい次第というところでしょうかね。

 

非繁殖羽(冬羽)

これで、日本のカイツブリ5種のご紹介の最終回です。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。

カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属

学名 Podiceps nigricollis

和名 ハジロカイツブリ

英名 Black-necked Grebe

 

【分布】

ヨーロッパ、アフリカ東部と南部、東アジア、北アメリカ中部、南アメリカ北東部で分散して繁殖。

班h測地が飛び地になる鳥は比較的珍しい。

日本では冬鳥。北海道から九州まで各地の湾内、港内、沿岸部や湖沼で越冬。

日本での越冬個体は、中国東北部やウスリー川周辺などで繁殖したものが渡来すると言われている。

 

【生態】

繁殖期には湖や池の水草が多い場所にて生息。

冬季は湾内、港内、沿岸部、湖沼で越冬。

食性は動物食。潜水が得意で、魚や貝、昆虫、甲殻類を捕食。

春の渡りの前には100羽以上の群れを作ることもある。渡去の前ごろになると「ピー」と鳴く。

 

【サイズ・形態】

全長28-34㎝ 翼開長56-60㎝。

目が赤く、クチバシはわずかに上に反る。

雌雄同色。

繁殖羽(夏羽)は頭部と背中が黒、わき腹が褐色、腹が白。目の下から頬~後頭部にかけてにイワトビペンギンのような金色の扇形の飾り羽。

非繁殖羽(冬羽)は、頬から目の後ろにかけて白。ほかは黒、灰黒色。

 

【その他】

英名は、Black-necked Grebe(イギリス)

アメリカでは Eared Grebe=そう、直訳すると「耳カイツブリ」、ややこしい~

 

冬羽において、類似種のミミカイツブリと比べて、顔の白黒の境界が不明瞭。

ミミカイツブリは「パトカー」調の白黒。

ハジロカイツブリは「グラデーション的な」白黒。

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<ここから鳥の写真>

『ハジロカイツブリ(Black-necked Grebe)』

春の渡去前に集団になって、「ピー」と鳴きながら賑やかに潜水を繰り返して、採食しているシーンにたまに出会えます。

その中には、まだ冬羽のまんまの個体から、かなり繁殖羽に変身が終わっている個体が混じったりします。

白黒の地味な冬羽と、艶がある黒に金色の扇の飾りの個体が入り混じるのでこの、変化の幅に驚きます。

 

もちろん、ほとんど冬羽個体ばかりで、地味な集団もいますので、当たりはずれも季節の移ろい次第というところでしょうかね。

 

 

これで、日本のカイツブリ5種のご紹介の最終回です。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。