カモ目カモ科シノリガモ属
学名 Histrionicus histrionicus
和名 シノリガモ
英名 Harlequin Duck
【分布】
北半球の様々な地域で繁殖、越冬。
日本では冬季になると北海道や東北地方の沿岸部に渡来(冬鳥)
一部は繁殖する。
【生態】
日本での繁殖は山地の渓流で行う、樹洞で営巣。雛は孵化しまもなく樹洞から飛び降りる。
【サイズ・形態】
全長38-46㎝ 翼開長63-69㎝。
繁殖期のオスは上面の羽衣が濃青色や青黒色で、頸部上部、肩羽、胸部側面、腰、大雨覆先端に白い斑紋が入る。頭頂側面や体側面の毛衣は赤褐色で、腰の羽衣や尾羽、尾羽基部の下面を被う羽毛(下尾筒)は黒や黒褐色。
非繁殖期のオス(エクリプス)やメスは全身の羽衣が褐色や黒褐色、灰黒褐色。オスのエクリプスは肩羽、胸部側面、大雨覆先端に白い斑紋が入る個体が多い。
類似するカモがいないので、識別は容易。
【その他】
「Harlequin Duck」 は 「道化師のカモ」 を意味する。
********************************************************
<ここから鳥の写真>
『シノリガモ(Harlequin Duck)』
冬の海で見ると、なんだか得した気分になるカモです。
ピエロみたいな独特のカラーリング。
こんな色のカモがやんちの渓流にいると思うと。。。ま、その営巣してる期間はオスはエクリプスでしょうがね~
信州でも繁殖している噂・・・探してみたいですね~
ちなみに「シノリ」ってどういう意味なのか?
漢字では「晨」
意味は、「夜明け」「朝」「鶏が朝を告げること」だそうです。
シノリガモのあの独特の模様を、そんな「夜明け」の美しさとか幻想的な感じにとらえたんでしょうかね。
素晴らしいネーミングセンスですよね~
まあ、この説が正しいのか?分かりませんがね~
ピエロみたいな道化の模様をご覧ください。
ペア
メス
********************************************************
本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。