【日本の野鳥#02-06】カリガネ(Lessser White-fronted Goose) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

カモ目カモ科マガン属

学名 Anser erythropus

和名 カリガネ

英名 Lesser White-fronted Goose

 

【分布】

スカンジナビア半島からヨーロッパロシアで繁殖しヨーロッパ南部から中央アジアにかけての地域で越冬する個体群と、ロシアで繁殖し中華人民共和国・日本・朝鮮半島で越冬する2つの個体群にわけられるが、亜種としての区別はない。

数の多くない冬鳥として日本で越冬。

近年、宮城県伊豆沼での越冬数が増加傾向のようです。

300羽ほどが確認されるようになっています。

 

【生態】

湿地や水田地帯・農耕地・牧草地などに生息。

ツンドラ地帯と森林ツンドラの境目で繁殖。

植物食。越冬地ではおもに落穂や二番穂を採食。

 

【サイズ・形態】

全長53 - 66cm 翼開長128㎝

マガンとよく似ていますが、マガンに比べて少し小さく、目のまわりに黄(金)色のアイリングがあり、額から嘴基部が頭頂部まで白く、クチバシは短く、ピンク色であるのが特徴のとてもかわいらしく見える鳥です。

 

【その他】

カリガネの「カリ」は「雁」

ガン類の総称的な使われ方として「雁(カリ)」と呼ばれる。

 

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<ここから鳥の写真>

『カリガネ(Lesser White-fronted Goose)』

はじめてカリガネを見たのは、朝日池で数千羽のガン類の群れの中にいる1羽を

望遠鏡で群れの端っこから舐めるように流していって、見つけて、いざ写真を‼というときに

オジロワシの急襲にあって全部が飛んでしまう・・・そんなことを思い出します。

その後、熊本県で都市公園で越冬した個体や、出雲市で群れの中から見つけて撮影したりと

何とか写真には納めているのですが、まとまった群れで見たことがいまだにないんですよね。

今シーズンは、是非、伊豆沼に出向いて、その姿を写真に収めたいと思っています。

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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。