味のある和名を持つ鳥がいます
例えば、ロクショウヒタキ・・・これは緑青色の鳥ということで命名されていますが
多くの方が「ロクショウ」の意味が分からないのではないでしょうか?
ロクショウ=緑青と言われても、さて、どんな色なのか?
青緑色は銅につくサビのような色
そんな普段使わない言葉を和名に入れて
なかなか味のある命名に感じるんですがね^^
ヤハズカンムリオウチュウの「ヤハズ」なんて
どんな意味???って感じでしょう^^
矢筈とは。。。弓の弦と矢の末端の接点の部分(多くはV字に切れ込みになっている)
もしくは、掛け軸や絵画をかける際につかう先端がY字の棒状の道具
なかなか渋い命名でしょう^^
こんな隠れた味ある命名の鳥
調べてみてそんな名前に出会えるのも海外探鳥の帰国してからの楽しみです
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<ここからザンビアの写真>
今回は『コウギョクチョウ(Red-billed Firefinch)』
この和名も「コウギョク」
皆さんはお分かりですよね?
そう、リンゴの「紅玉」
その色から名づけられたと思われます
(たぶん)
♀は少々地味ですが
♂の赤い体色は
イメージさせます
赤い色を「アカ」「ベニ」「ヒイロ」「ヒ」と表す鳥は多いですが
「コウギョク」とはまた味があります^^
女子のこの模様も素敵ですね^^
コウギョク色^^
ぶぅ~~~
怒った顔?も可愛い
「紅玉」食べたことある若い人少なくなったのでは?
スズメ目カエデチョウ科
学名 Lagonosticta senegala
和名 コウギョクチョウ
英名 Red-billed Firefinch
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。


