オーストラリアを代表する鳥のグループに「ミツスイ」類がいます。
ミツスイはオーストラリア以外にも数種類はニューギニア・ニュージーランドといった生物区分でのオーストラリア区や東南アジア(インドネシア)に生息していはいますが
やはり、概ねオーストラリアの代表といっても問題がないほどこの豪州に多くの種が生息しています。
ミツスイの特徴は、形態の多様さにあると思います。
まあ、ミツスイに限ったわけではないですが、実際ハトといっても、チョウショウバトのように小型のハトからオウギバトのようにキジ以上の大きさまで多様なグループもあります。
それでも、このミツスイも非常に多様さが面白いグループと言えます。
大きさとしては大きいものはトサカハゲミツスイのようにカラス大まで。
もはやこの大きさで花の蜜を吸っている姿を見ると、この体躯が必要なのか?と疑問に思えますがね。。。
そんなミツスイ和名も面白いというか、興味深い和名が付いている種が多いのも特徴といえるかもしれません。
上記のトサカハゲミツスイなんて、面白いでしょう⁉
他にも
ケミミミツスイ(あえて漢字で書くと「毛耳」・・・)
コブハゲミツスイ(「瘤禿」・・・)
ミドリキミミミツスイ(早口言葉か‼)
キミミダレミツスイ(耳垂・・・病気ですか~???と言いたくなる)
ちなみに
ニクダレミツスイというのもいます・・・(ニクダレを 焼肉とタレと想像するか 肉垂れという形態とするか それはぐぐって姿を見て確認ください。。。)
フジビタイコバシミツスイ(え~~富士額‼ 「顔相」的におもろそう)
スジボウシミツスイ(帽子。。。って しかも筋入り‼ 縞じゃないところがおもろい)
アオツラミツスイにキガオミツスイ、あ。。。赤があれば信号機完成でしたね
おしくもアカミツスイ、ズアカミツスイ、ムネアカミツスイなどはいますが、顔に特徴あるネーミングはなかったな~
そんなことも鳥の興味の一部分でもあるので
楽しんでみてください。
今回はその珍名の中から「毛耳」を‼
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<ここからオーストラリアの野鳥の写真>
2015年11月に行ったオーストラリアの鳥のご紹介を^^
3日目の朝、Bowraの手前での鳥見です。
↑の記事にも書きましたが
今回の鳥は非常にネーミングが面白いです。
その毛耳という名の通りの鳥なのか?
実は、朝、こんな写真しか撮れなくて。。。
『ケミミミツスイ(Spiny-cheeked Honeyeater)』
ということでそのあとで出会えたまだまともなこのがこれ‼
こんな距離・・・(^^;)
それでも、かなりのトリミングなんです~
もっと大きく
「毛耳」っぽくなっていますかね?
私の印象は。。。アリスイっぽいイメージ
スズメ目ミツスイ科
学名 Acanthagenys rufogularis
和名 ケミミミツスイ
英名 Spiny-cheeked Honeyeater
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。