さて、今日より、二日目の旅日記になります。
この日の目的は、もっぱら海鳥
勉強不足の私は、メインターゲットの「Tahiti Petrel」という極めて見ることが難しいミズナギドリが見れるという軽い期待でこの旅に参加しました。
オーストラリア大陸の沖にクルーズして青い海に浮かぶ、飛ぶ彼らを見ながら
その中に、ほかの海鳥、例えば、日本では黒色型は珍しいとされるオナガミズナギドリや
オーストラリア近海はアホウドリの種類も多いのでそういった姿を容易に見ることが出来ると
踏んでいました。
ところが、この旅の数日前に、FCさんより「かなり外洋が荒れ気味で、もしかすると船の旅はキャンセルになるかもしれない‼ 日程を1日ずらすことも視野に入れなくては・・・」的なキャプテンからの連絡のメールが転送されてきました。
むむむ。。。ま、船には強いし‼
そんなに大したことがないだろう。。。小さな船というのでだから揺れも感じるんだろうな~
的な受け止めで、
いざ行くと決まれば、大したことがないはず‼
そんな考えが、現地に到着して、非常に安易な考えであることを反省することになったのです・・・
つづく。。。
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<ここからオーストラリアの野鳥の写真>
2015年11月に行ったオーストラリアの鳥のご紹介を^^
2日目のGold Coast~Gold Coast沖の鳥たちのご紹介です。
さて、鳥好きの皆さんはよ~~くご存じで、できれば毎年しっかり見たい夏鳥の中でも
かなり上位の鳥として、「サンコウチョウ」を選ばれる人も多いとお思います。
そのサンコウチョウは分類的には「カササギヒタキ科」に属します。
そのカササギヒタキって、ふわふわ飛んで、お椀型の巣を作り、その中にすっぽりはまるように胸を押し付けて抱卵する姿を思い出す方も多いと思います。
今回紹介する『ツチスドリ(Magpie-lark)』ですが、その巣はお椀型。。。そこはカササギヒタキっぽいです。
ただ、サンコウチョウは枝葉やコケ類やクモの糸を使って巣を作りますが
このツチスドリは、名前の通り、「土の巣」を作ります。
そんなツチスドリですが、巣の姿は、まったくサンコウチョウとは異質
ですが、分類的にはカササギヒタキ科に属するんです。
大いに違和感があるのですが
そんな思いをもってこの鳥の姿をご覧ください。。。まるで小型白黒カラスとかツグミやムクドリ、ヒバリって感じなんですよね~
英名もLarkと付いていますしね^^;
何度見ても。。。これで、サンコウチョウの親戚とは思えない・・・
スズメ目カササギヒタキ科
学名 Grallina cyanoleuca
和名 ツチスドリ
英名 Magpie-lark
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。