多くの方はオーストラリアの動物といえば
コアラやカンガルーを思い出すことでしょう。
袋があり、そこで子育てをする動物というくくりで思い出すのではないでしょうか。
いわゆる有袋類ですね。
あの大きな丸っこいウォンバットですら有袋類ですから。。。
では、その中のカンガルーはオーストラリアやニューギニアに生息しているグループの総称です。
そのカンガルー科は多くの属に分類されます。
では、その中で有名なカンガルーとワラビーの違いはどこにあるのか?
・・・どうやら明確な違いはなさそうで、比較的大型がカンガルー、小型はワラビーというイメージでしょうか?(手の色とかで分けたという説もあるようです)
ワシとタカが大きさでざっくり分けられているという違いで、そもそも同じ科というのに似ています。
で、そのワラビーというくくりにもいくつかの属で分けられているようでして。。。
今回↓で紹介するアカクビヤブワラビーは、ワラビーという名が付きますが、ヤブワラビー属になります。
(以前、スナイロワラビーを紹介しましたが、この子はカンガルー属に含まれます。。。ややこしや)
そんなワ「ラビー」ですが、非常に多くの属に「○○ワラビー」と命名された種がいるので
分類がややこしく感じますね~
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<ここからオーストラリアの野鳥の写真>
2015年11月に行ったオーストラリアの番外編です^^
ラミントン国立公園の動物のご紹介です。
『アカクビヤブワラビー(Red-necked pademelon)』
多くのカンガルーのイメージは草原や灌木帯、乾燥地帯に生息しているイメージと思いますが
このアカクビヤブワラビーは名前にヤブワラビーとあるように、藪好き
この時も夕暮れ間近の時間帯、そんな時間に森の脇に出てきて草をはむという感じの生態のようです。
すぐに逃げ込めるように藪の脇でこっそり食べている姿が可愛らしいですね^^
カンガルー目カンガルー科
学名 Thylogale thetis
和名 アカクビヤブワラビー
英名 Red-necked pademelon
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。


