【2015Au②#017】テリオウチュウ(Spangled Drongo) | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

日本のカラスのイメージって皆さんはどんな感じでしょうか?


どこにでもいて

悪食で

巣のそばを通ると襲ってくる

大型の鳥や猛禽を発見すると目ざとく突っつきに行く


もちろん、カーカーと鳴くとか黒いという印象もあるでしょう。


では、海外ではカラスってどこにでもいるのか?


実は、案外都市部にはいないんです。

郊外でもほとんど見ることがなく

もっぱら林や森の中に住んでいるというイメージ


では、その位置にいる鳥って何なんでしょうか?


結構その位置に近いのが「オウチュウ」の仲間のような気がします。

独断ですがね。


台湾では、いまだにカラスを見たことがないですが

猛禽が飛ぶとモビングを仕掛ける鳥というと「オウチュウ」


そんな立ち位置

ですので、結構獰猛というか悪食でもあります。


以前行ったロタ島は野鳥の楽園と言われているのですが

海鳥はまさにその通りでしたが、こと小鳥に関しては壊滅的に少ないんです。


その理由は日本の統治下にあった期間に油ヤシなどの作物の害虫駆除にオウチュウを移入させたのですが、その効果以上に、小禽類への影響が悪い方向に。。。


そんなイメージは日本の都市部のツバメとカラスの関係にも似ている気がします。




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<ここからオーストラリアの野鳥の写真>

2015年11月に行ったオーストラリアの鳥のご紹介を^^


まずは、最初に行ったラミントン国立公園の鳥たちからのご紹介です。


ラミントンに来てガイド本にあった木道がわからず

細いトレイルに突っ込んでみた結果

ウロコフウチョウの求愛ダンスやすばしこいオウギビタキをしっかり見ることが出来ました。

その道もどこまで続いているかわからないのと

だいぶシエスタタイムになってきて鳥の活性がいまいちになってきたことから

一度我々も休息を‼ということで車に戻ろうと


そこにオーストラリアに生息する唯一のオウチュウのテリオウチュウがいました。


にぎやかに鳴き叫んでいましたよ‼


『テリオウチュウ(Spangled Drongo)』




スズメ目オウチュウ科

学名 Dicrurus bracteatus

和名 テリオウチュウ

英名 Spangled Drongo


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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。