果物の色は鳥の好みで進化した!! | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

今回は

の記事から
(ちょっと古い記事ですみません)

2014年07月18日 09:09 発信地:パリ/フランス

【7月18日 AFP】アジアの熱帯地域に生息する鳥は赤色と黒色を好む傾向があり、これが誘因となってジャングルの植物が赤や黒の色をした果実を実らせるようになった可能性が高いとする研究論文が17日、英科学誌ネイチャー(Nature )系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports )」に掲載された。

 天然の果物に赤や黒の色合いをしたものが非常に多い原因の一部は、それらを食べて種を拡散させる鳥の色の好みにあるとする説は、長年にわたり唱えられてきた。

 中国の研究チームは今回、鳥には本当に色の好みがあるのかどうかを最終的に明らかにすることで、この仮説の検証を試みた。

 匂い、形、味の影響を排除するため、研究チームはリンゴ、西洋ナシ、バナナ、小麦粉とトウモロコシの粉を混ぜ合わせて丸め、小さな玉にしたものを無味の食品着色料を用いて黒、赤、黄、緑、青に着色した人工果実を作製した。

 次に研究チームは、中国南西部シーサンパンナ(Xishuangbanna )の熱帯を原産とするブルブル(ヒヨドリ)とゴシキドリの仲間数種の前にこれらの人工果実を置いた。

 実験では、野生で捕獲された鳥と人の手で飼育された鳥の両方に、食べたい果実を自由に選ばせた。

 その結果、全ての鳥が最も好んだのは赤の果実で、黒がこれに続いた。また緑の果実は全ての鳥が敬遠した。自然界では通常、緑色の果物の種は昆虫や他の飛ばない動物によって拡散される。

 本物の果実を用いて行った実験でも同様の結果が得られた。

「こうした好みは時間がたっても変わらず、鳥の色の好みは熱帯アジアで果実の色の進化を促進する要因の一つになっているとする仮説を裏付けている」と研究チームは論文に記している。

(c)AFP


当たり前と思いつつ

それをこうして証明する。。。そのそんなことをやっている研究者って素敵ですね^^

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<ここから野鳥の写真>

ウミスズメを見終えて

ちょっと移動


次のターゲットは珍ガモ

そのポイントに着くと人だかり


それでも、前年にも出ていたので

今年はやや人のでは落ち着き気味のようでした。


遠くに浮いている珍ガモを待つ間に出てきた鳥をご紹介

今回は『アビ』


やや上に反ったクチバシがはんなり感を醸し出していて

品があるように感じます^^








アビ目アビ科

学名 Gavia stellata

和名 アビ

英名 Red-throated Diver


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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。