養蜂家の方とのご縁と大先輩の大学教授 | 鳥好きFPのつれづれ日記2

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自然ものの写真をご紹介していきます。
野鳥が中心ですが、風景や草花、動物、きのこたちも登場します

記事の前半は「よもやま話」
記事の後半に「自然ものの写真」をご紹介です。

回は前回からの続きになります。


このシリーズのハチクマの撮影をしていた養蜂場は2軒の養蜂家の方が管理されています。


蜜源の確保を協力して行い

草刈り、採蜜などもお二人でやっておられているようです。


そのお二人の方が

実は、私の出身大学の教授と昵懇の仲だったというから、世間は狭いものです。


ちょっと話が変わりますが、

私、玉川大学農学部の出身です。

そこには「ミツバチ科学研究所」なる今学生であれば間違いなくそこの研究室に入りたいと思える研究所があるんです。

今、そこの担当教授をされている方が、実は私が鳥見に興味を持つきっかけになった

部活の創設メンバーなんです。

そう初代部長!!


ですので、直接は卒論なので関与はしていなかったのですが

そういった意味で、私たち部活動の後輩にとって重鎮なお方だったわけです。

そして、私の学生時代はまだ助手(だったはず)でしたが、時を経て、今は教授になっておられます。


その教授は、TV番組で、スズメバチやミツバチが放送される際には、よくコメントする役でお顔を見る機会が多いです。

(事実、この春ごろにNHKで放送された「衝撃ハチクマ軍団vsスズメバチ軍団」というタイトル(だったかな?)でも、スズメバチいさされないのはなぜ?みたいな質問に答えていました)


その先生と、お二人のうちの若き養蜂家の方は、しょっちゅうハチを持参したりして

行き来しているんだそうで、この養蜂場にも先生は何度も来ているという話を聞いて

縁深い話だと実感しています。


そんなこんなで、若い養蜂家の方といろいろな情報交換をしたりして、今は、ミツバチが増えすぎない為に除去したハチの巣を、私の希望したところに置いてハチクマの撮影をしやすい状態にしくれたり、土日の作業の有無を連絡いただいたり。。。

かなり素敵な関係になれて、巣箱への距離感含めて教えてもらったり教えてもらうことができています。


また、実は、ハチクマのことをよく御存じで、巣の場所情報なんてのも。。。秘


高齢化に悩む養蜂業の中で、期待の若手の方とも仲良くさせていただいていることで

こんな素敵なハチクマとの出会いが現実になっているわけです。


この養蜂家の方と信州の鷹匠の重鎮の方が知り合いだということも知って

いつの日か、そんなご縁も深められたらうれしいと思いつつ

この縁を大切にしていきたいと思う次第です。

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<ここから野鳥の写真>

今年もハチクマを撮影できました。

このハチクマの撮影は、養蜂家の方にしっかりと確認許可を取り

観察する前日にメールで確認してブラインドの設置の許可を得て撮影をしています。

当然、養蜂家の方の敷地にての撮影になりますので

くれぐれも、安易に真似されて養蜂家の方とトラブルにならない様にお気を付けください。

この場所は、問い合わせいただきましてもお答えできませんのでご容赦ください。


今回は『ハチクマ』のラスト


まあ、今年撮影したハチクマを。。。だだだと貼っておきます。

もう、ハチクマの渡りもピークをすぎた感じでしょうかね?


こうして、信州の里山に毎年来てくれるハチクマですが

人とうまくかかわりながら、生息しているしたたかさを感じます。


養蜂家の方が作業し始めると

数羽のハチクマが上空を舞いながら

そばの枝に止まって作業の完了を見ています。


さらに、個体同士での件かもほとんどなく

行儀よく、養蜂家の方が廃棄して行ったハチの巣を

分け合いながら食べる様子も見ることが出来ました(それは2013年夏)。


また来年も、違った角度で観察したいと思っています。

春渡って来るハチクマの営巣を観察したいと思いながら

この秋はキノコ採りをしながら

巣探しを、葉が落ちた秋の後半に行いたいと思います。

その巣を来年使ってくれるのか?

ノスリの巣やオオタカの巣という答えかも知れませんが。。。

巣の下にハチの巣板が落ちていたら。。。確率高くなりそうですね

上手く見つかるかどうか?

キノコは目線が下↓だし・・・

巣を見つけるには上↑だし・・・

さて、うまくいくのかどうか???

大物クマタカの巣なんか見つけちゃったらもっとすごいことになるんですが・・・


場所のヒントは、養蜂家の方にもらったので^^

今年はそのあたりのキノコ採りも多めに行こうかと思っています。


さて、写真ですが、何枚か貼っておきますね~まとめ的に。


さて、ハチクマの♂♀は覚えましたか?

目と顔のウロコ状態、尾羽の模様、大きさ

それを覚えれば、迷うことがなくなります。

まあ、渡りの時など、飛翔時はまた別の識別点がありますがね。

そっちの方での出会いの方が多いですよね。

(♂淡色型:比較的珍しい)



(♂暗色型:ここには2個体来ているようです。)



(♀中間型:目が黄色いでしょう 淡色型の♀も来ていましたが、そのデータが見つかりません)



(これも↑と同じ個体)




(♂暗色型:カッコいい 強そうなイメージ)




(♂中間型:↑掲載の淡色型にはこの首の襟模様がないでしょ)


タカ目タカ科

学名 Perinis ptilorhyncus

和名 ハチクマ

英名 Oriental Honey Buzzard


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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。