アインシュタインの残した言葉は数多くあるんですが
こんな言葉もあります。
If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four years to live. No more bees, no more pollination, no more plants, no more man.
「もしハチが地球上からいなくなると、人間は4年以上は生きることはできない。ハチが いなくなると受粉ができなくなり、そして植物がなくなり、そして人間がいなくな る」
という言葉です。
人間が行う受粉交配だけでは手が足りい、労力が大きすぎる、無理してそうしても奇形果実が多く出てしまう。。。やはり餅は餅屋
ミツバチには敵いません。
そんなミツバチが「巣の崩壊」「蜂群崩壊症候群」「新たなるが天敵の出現」「ネオニコチノイド系ほか農薬」。。。それらの影響で、数を減らすと
アインシュタインの言葉もあながち絵空事ではないんじゃないかと思います。
事実、日本でも
ハウス栽培の果実、結実野菜においては、ミツバチは欠かせないパートナーとなっています。
イチゴはミツバチが受粉しないといびつなものばかりにってしまうようですし
キュウリ、スイカ、カボチャ、メロン、サクランボ リンゴも彼らミツバチの功績によって生産されているんです。
アメリカのアーモンドに至っては、ミツバチの受粉による結実が100%依存ですから、ミツバチの減少は「ただ事ならぬ事態」になってきているんです。
ですので、前日の記事に書いたツマアカスズメバチの侵入は「ただ事ならぬ事態」なんですよね
ミツバチの巣箱の盗難事件が各地で起きているというのも、こうした背景が犯罪要因になってきているんです。
近年、蜜蜂群崩壊症候群が話題になり、昨日の記事のように新たなスズメバチの登場も話題になりつつあります。
ですが、もう一つ、嫌な天敵(害虫)がミツバチの減少に影響を与えているんです。
それはまた明後日の記事にて!!
明日はちょっと視点の違った記事にしたので・・・そちらもお楽しみあれ~
(ちなみにハチクマとネコの面白い関連)
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<ここから野鳥の写真>
今年もハチクマを撮影できました。
このハチクマの撮影は、養蜂家の方にしっかりと確認許可を取り
観察する前日にメールで確認してブラインドの設置の許可を得て撮影をしています。
当然、養蜂家の方の敷地にての撮影になりますので
くれぐれも、安易に真似されて養蜂家の方とトラブルにならない様にお気を付けください。
この場所は、問い合わせいただきましてもお答えできませんのでご容赦ください。
『ハチクマ』
この子はメス中間型の個体ですね。
鳥友と二人でブラインドから撮影
素敵なシーンに間に合いました。
この時、彼を残して、娘の学校の発表会に行っていて中座していたんです。
その時に、ここの養蜂家の方が来てくれて
巣箱から不要な部分の蜂の巣を出してくれて^^
ここにご招待した遠征の彼にアシストしてくれたんです。
ありがとうございます^^
そんな効果もあって、すぐにハチクマが何羽かやってきてくれました。
でも、人が巣を放置していった姿を見ているということが
こうした事でわかるんです。
そう、養蜂家の人の車を覚えているとしか思えないんです。
私の車には無反応
でも、養蜂家の方の車や、仕事の仕方には反応して来るんですよね~
どこから見ているのでしょうかね~
私は、最後に寄り付いたこの個体を見ただけでこの日は終わりましたが
鳥友は何羽か別個体を撮影できたようで^^
で、次の鳥にご案内~
さて、その時に撮影した
巣箱付近を闊歩しているハチクマのメスをどうぞ^^
そんな被害が出る可能性を昨日のツマアカスズメバチの被害ということで現実になってしまう恐れが出るのではないかと心配されています。
タカ目タカ科
学名 Perinis ptilorhyncus
和名 ハチクマ
英名 Oriental Honey Buzzard
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。



