明日は朝から大阪です。
ですので
今日は、関西方面に移動しておく必要がありまして。。。
そうだ、島に行っておこう!!
(予約記事故。。。そんな策略中。。。天気が良ければいいんですが)
と書いたのが、月曜日。。。見事に台風来ちゃいました。
御嶽山にはあまり降らせないで欲しいな~
ところで、明日朝移動では電車止まりそうなので
念のために午後には大阪に向かわなくっちゃ。
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<ここから野鳥の写真>
今回は『アカモズ(Brown Shrike)』
有名な富士山山麓の高原で数年間確認していました。
私たちが見ていた場所は農地ではなかったのですが
どうも近隣のほかの生息地では農業関係者とのトラブルが起きたとかで
観察がしにくくなったいとか。。。
鳥自体居なくなったとか???
よくわかない状況になっているという情報だけがここ数年先行して耳に入って来るので
その場所での観察はやめました。
ならば地元で!!
今年も探し出せました。
ですが、ここ数年観察していた場所は、大きく環境が変わってしまって
居なくなっていたので。。。
かなり再発見には苦労しましたが
以前より生息していた環境に似た場所をこまめに徘徊して
発見しましたよ~
高い鉄柱杭のてっぺんで鳴いている姿を発見した時は
久しぶりに「ガッツポーズ」でした。
このアカモズ、私が鳥見始めた28年前あたりは、信州の草地や農耕地、疎林に多くはなかったのですが、生息していました。(チゴモズも・・・)
ところが昨今、信州でもかなり珍しい鳥になって、ある年はともに伴侶が見つからないからか?
チゴモズとアカモズのカップルが出来上がる「事件」も
日本で見られるアカモズは2亜種
いわゆる亜種シマアカモズ(Lanius cristatus licionensis)は、九州南部や南西諸島で見ることができます。
比較的、難儀でなく観察ができます。
ですが、こちらの亜種アカモズ(Lanius cristatus superciliosus )はかなり危機的な状況になっています。
おそらく、シマアオジ・チゴモズといった夏鳥と同じく絶滅危惧になって行くと思われます。
まだ、シマアオジ・チゴモズは大陸に同種や同亜種が生息していますが(それでも日本国内絶滅は困ります)、アカモズに至っては、日本に来ている亜種アカモズは日本でのみの繁殖という固有亜種ということになります。
ですので、かなり危機感の高い種ということになるわけです。
そういう意味で、ブログ掲載を控えようかとも追いましたが
こうした素晴らしい鳥がいることを知っていただくことで
愛鳥、愛種、環境問題への見分が広がることに繋がっていただければ甚幸という思いで掲載することにしました。
絶滅危惧になってしまっている問題は、
①国内の生息環境の変化(=繁殖環境)
②海外の生息環境の変化(=越冬環境)
③密猟 捕獲 乱獲
が考えられます。
②と③はなかなか私程度ではアンコントロールなのですが
①は何とか努力すると力になれるのではないか?
と思っています。
その件に関しては追って、数日後に記事にします。
まずは、再発見した際の写真から^^
ずいぶんお腹が茶色の個体でした。
尾の欠損した個体・・・縄張り争いで落としたのかも・・・
スズメ目モズ科
学名 Lanius cristatus superciliosus
和名 亜種アカモズ
英名 Brown Shrike
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本日はお立ち寄りいただきましてありがとうございます。
今日も皆様にとってみずみずしい一日でありますように。