FP754です。
日経新聞の読み方を勉強する本です。
【オススメ本】
(ひとこと解説)
2014年12月現在、国内景気がくすぶる中、安倍総理は衆議院を解散し、消費増税先送りを国民に問うアベノミクス選挙を控える一方、株式市場では、日経平均が年初来高値、外国為替市場では、ドル円が節目の120円台を突破し、円安が進行するなど、金融市場は活況を呈しています。
このような経済、金融、政治などの動向は、私たちが生活を送る上で密接に関係してくることから、その状況を把握しておくことはとても大事なことです。
- 特に経済について、真っ先に思い浮かぶ情報媒体といえば、やはり日本経済新聞(以下日経新聞)ではないでしょうか。
- ところが、日経新聞は一般人には敷居が高いとの思い込みがあるのか、なかなか手が出ないという方もいらっしゃると思います。
- そこで、日経新聞の読み方がわかるようになれば、国内ならびに海外経済に関する様々な情報を入手できるようになり、現在、話題となっている経済状況を把握、理解できるようになります。
- そこで、書店などに行くと、日経新聞の読み方を解説する本が多数並んでいます。
- 私は、これまでそのような日経新聞の読み方の解説本をいくつか読んできたことや、自分がこれまで日経新聞を長年読んできて、自分なりの読み方を模索、確立してきた経験から、今回紹介する本は、日経新聞の読み方を会得する上で、最もオススメできる本ではないかなという感想を持ちました。
- この本は、これまでも数多くの日経新聞に関する著作を書かれている経営コンサルタントの小宮一慶氏が、日経新聞を読みこなす上でのポイントをわかりやすく解説しており、これから日経新聞を読もうという初級者、更に日経新聞の良い読み方を取り入れたい中級者向けに書かれた内容になっています。
具体的な内容を目次からご紹介すると、以下のとおりです。
・読み方のコツ
→1面は必須、見出し、リードは必要に応じて、紙の媒体と日経電子版のそれぞれの良さを活かすなど
・経済知識で日経新聞を深読み
→月曜日に景気指標面、GDPをはじめとする7つの基本テーマ、世界の動きなど
・会社の数字を理解し日経新聞を深読み
→損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書、固定費・変動費・損益分岐点
・日経新聞の曜日ごとの攻略
→日曜日スタート、月曜日に1週間の動きを把握、火~金曜日に日々のニュース、土曜日に市場動向を復習
出版日も2013年10月と比較的新しく、取り上げられている具体例の資料等も、現在話題になっている経済状況と十分リンクしています。
- (私はまだ読んでいませんが、上記に掲載しているとおり、2015年版が2014年10月に発売済みであり、更に直近の経済状況とリンクさせていると思われます)
私もかなり似通った読み方をしている部分がありますが、この本をヒントに自分に合いそうな方法を積極的に取り入れて、後は自分独自の日経新聞の読み方を確立するための手助けとして活用すればよいと思います。
ちなみに、日経新聞をマスターする上で、私のオススメの手順としては、現在、日経新聞は紙媒体と電子版の2つがあり、それぞれの良さがありますので、まず本書を読んで、日経新聞の読み方を理解し、次に紙媒体を購読、読み続けることで、本書の読み方を実践し、更に補足として電子版を活用するというやり方です。
ただし、まず最初は、お金のかからない電子版をちょっとだけ覗いてみるというところからコツコツ始めてみてはいかがでしょうか。
【最後にひとこと】
実は、私もFPになる前は、恥ずかしながら新聞はほとんど読んでおらず、会社の社長に「FPたるもの最低でも日経新聞は読んでおけ」と言われて読み始めて、はや10年が経ちますが、もう完全に日経新聞は生活の一部になっています。
しかし、経済が苦手で、どうしても日経新聞に手が出ないという方もいると思いますので、まずは経済に興味をもつことが先決です。
では、経済に興味を持つにはどうすればよいかというと、自分の経験上では、自身の家計管理、見直しをすること、そして株式投資などの資産運用を実践することでした。
特に資産運用を実践する際は、どうしても影響を及んでくる日本ならびに海外経済の動向を把握しておきたくなりますし、更にアベノミクスに代表されるように、政治が経済に大きな影響を及ぼすことがあるとわかると、政治にも興味を持つようになり、選挙にも必ず行くようになりました。
更に、2012年末のアベノミクス以来、株式市場はすこぶる好環境となっていますし、今年から始まったNISA(少額投資非課税制度)もその後押しとなっています。
私は他紙は読んでいませんが、日経新聞で充分満足していますし、きっと良いパートナーになってくれると思いますので、まずは第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。