【ズバリ!こんな人にオススメ!!】
外貨投資を実践している方
外貨投資の中・上級者
【218冊目ご紹介】
- 竹中 正治
- 素人だから勝てる外貨投資の秘訣―虎の子の退職金、ボーナスを着実に殖やす
扶桑社
2006年11月10日 初版第1刷発行
¥1300-
【本のジャンル】
為替
【本を購入した理由】
為替の運用の参考にするため
【本の内容】
著者は東大卒、現在三菱UFJ銀行ワシントンにお勤めのディーラー。
一貫して外国為替業務に携わってきた。
その外国為替のプロ中のプロの指南書。
長期で確実に勝ち越すためのキーワードはPPP(購買力平価)であると言い切る。
ドル円相場は動きをこのPPPを元に説明し、今後、個人投資家が勝ち越すための戦略は「外債投資の買い+外国為替証拠金取引の売りヘッジ」であると提唱している。
著者のホームページにそのPPPデーターが掲載されている。
http://www.geocities.jp/takenakausa/sub4index.htm
【読破後の辛口評価・コメント】
★★★★☆ 4.0点 外貨投資を実践する人はこの考え方をぜひ知っておきたい。
現在、どの通貨も円に対して、独歩安という状態である。
ドル円は118円台、ユーロ円は155円台、ポンド円は232円台、豪ドル円は93円台、NZ円は83円台。
どの通貨も2006年初頭から比べると円安であり、特にユーロ、ポンドは大幅な円安である。
外貨投資をされる方にとって、この状態は大変心地の良い状態であるが、ではこの状態はいつまで続くのか?といわれたとき、気をつけなかればいけないのは、急激な円高である。
一般的に円安は徐々に進み、円高は急激に進む。
せっかく1年掛けて積み上げた円安が2~3日で一気に円高で消えてしまう可能性について否定できない。
特に政治が介入してきた場合に厄介である。
現在PPPからみた円安は、あきらかに上限である。
その反動について気をつけるべきであることを、本書はPPPの面から説明している。
そして、そのPPPも踏まえた私たち個人投資家がとるべき投資戦略についても触れている。
日銀の早期利上げや米国の景気後退という懸念が少なくなっている現在、一見すると、現在の円安が円高に触れるようなことは考えにくい状態になっているが、そういうときだからこそ気をつけたい。
ここは更に外貨の買いポジションを積み上げたくなる気持ちを抑えてガマンガマンである。
【最後にひとこと】
今年もあとわずかですが、北海道は雪が非常に少ないです。
私にとっては良いことですが、スキーヤーにとっては嬉しくないことになっているのでしょうか。