米経済指標悪化に伴う年内利下げ観測で、NYダウ初の4万ドル台乗せ、ドル円乱高下で往って来い | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

米経済指標悪化に伴う年内利下げ観測で、NYダウ初の4万ドル台乗せ、ドル円乱高下で往って来い

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験まで、残り1ヵ月を切っています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面、総合1・2面記事(Web刊)(Web刊)] 
CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:内閣府、2024年1-3月四半期実質国内総生産(GDP、速報値)、前期比0.5%減、年率換算0.2%減、2四半期ぶりマイナス成長

(FP754より)
<CFP試験対策>

国内外の経済指標の中でも、GDPは過去に最も出題されている超重要な経済指標で、まさに昨年11月の前回試験をはじめ、一昨年11月の3回前の試験の国内GDPはもちろん、昨年6月の前々回試験ならびに一昨年6月の4回前の試験では国内GDPだけでなく、米国をはじめとする世界各国のGDP比較が出題されるなど、今後も出題される可能性が極めて高いため、内容を確認しておいてください。

<視点>

1-3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比0.2%減、年率換算で0.5%減となり、2半期ぶりマイナス成長となりましたが、ダイハツなど自動車不正問題による生産停止が大きかったとのことで、一時的な影響によるものとの見方もあります。

 

 

【相場】

米経済指標悪化に伴う年内利下げ観測で、NYダウ初の4万ドル台乗せ、ドル円乱高下で往って来いとなりました。

日経平均は前日のNYダウなど米国株3指数がいずれも史上最高値を更新した流れを引き継ぎ、買いが優勢となり、上げ幅500円超の大幅続伸、NYダウは発表された米経済指標が予想を下回る結果が多く、改めて年内の利下げ観測が強まり、安心感から買われ、取引時間中に初4万ドル台乗せとなるも、利益確定売りに押され、3日ぶり小幅反落、ドル円は朝方から前日の米CPIの弱い結果を受けて円高ドル安の流れが継続、売りが優勢となり、東京市場で一時153円台半ばまで下落する場面がありましたが、下落の流れが一服すると、日米金利差を背景に値ごろ感が出てきたからなのか、欧州市場では、今度は一転して買戻しが優勢となり、154円台まで反発、更にNY市場で発表された米経済指標は軒並み予想を下回ったにもかかわらず、連銀総裁の相次ぐ年内利下げ観測否定発言を好感し、米長期金利が上昇すると、更に上昇に弾みがつき、155円台半ばまで一段高となり、上昇一服するも、そのまま高止まりで推移しましたが、結局、この3日の動きですが、米PPIを受けて、156円台後半の高値をつけた後、米CPI、小売売上高を受けて、154円台後半まで急反落、更に米経済指標悪化による利下げ観測から、153円台半ばまで一段安となった後、米連銀総裁の利下げ否定発言で、155円台半ばまで回復という乱高下を演じているわけですが、GW中に160円台を付けた後の為替介入で、とりあえず円安に歯止めがかかった後、156円台まで揺り戻しがあった後、米CPIなど米経済指標悪化による利下げ観測復活で、153円台まで再反落し、いよいよ円安相場は終わり、円高に転換しそうだったところに、米連銀総裁の利下げ否定発言で、再び155円台まで回復してきたことで、やはりドル円の命運の鍵を握るのは、米国発の材料になるのだな、改めて認識しましたが、昨日のドル円の2円近くの急反発はちょっと意外だっただけに、この週末は大した材料はありませんが、引き続き上昇の動きが続くか注目されますが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

今日の日経新聞社会1面記事にも出ていましたが、東京大学が授業料の引き上げを検討、最大20%増額した場合、授業料はおよそ10万円値上がりし、年間64万2,960円になるとのことですが、国立大学の授業料は、自分の時代から値上がっていることは聞いていましたが、現在でも約54万円とのことで、確か自分の時代ではその半分くらいだったと記憶していますが、私立の100万円と比べると大きく差があり、本当に優秀な友人ほど国立大学に行っていて、親の負担が軽く済み、親孝行だな~と思ったものでした。