家庭菜園4年目ー2024年畑おこし | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

家庭菜園4年目ー2024年畑おこし

皆さん、おはようございます。
FP754です。

 

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験まで、残り1ヵ月を切っています。

 

日曜日は企画ものです。

本日は、”家庭菜園4年目-2024年畑おこし”です。


【家庭菜園4年目】

 

【家庭菜園を始めたきっかけとその後の経緯】

 

先日、お伝えしたとおり、1回こっきりで早くも最初で最後の更新となりますが、今回は家庭菜園について綴ってみることにしました。

そもそも、家庭菜園を始めたきっかけですが、元々義家族の仕事の関係で、家庭菜園をする環境は整っていたのですが、若い頃は、特にやろうと思わなかったところ、年を重ねるにつれて、義家族も歳を取り、次第に土地が放置されるようになったので、ちょっとやってみようかな~という気になりました。

 

初めての年は、元々畑をしていた場所だったのですが、数年放置されていたせいか、とにかく土壌が凝り固まっていて、土を起こすのが大変だったと記憶しています。

案の定、1年目はとうきび(とうもろこし)の種を蒔きましたが、全く育ちませんでした…。

 

ちょっと動きがあったのは、2年目からでしょうか。

当初の収穫の目標は、とうきびだったのですが、いっしょにじゃがいもを植えました。

普段、行けても月1ペースだったので、その間は畑の世話ができず、案の定、とうきびはうまく育たなかったものの、その割に数本だけ上に伸びてくれて、歯抜けだらけで見た目は悪かったのですが、数本だけ収穫でき、それが思いのほか甘くておいしかったので、ちょっと感動しました。

一方、全く世話いらずだったのがじゃがいもで、自分のような家庭菜園初心者で、ほぼ放置状態だったにもかかわらず、すくすく勝手に育ってくれて、いっぱい収穫でき、こちらも感動しました。

 

そして、猛暑が記憶に新しい昨年の3年目。

ラインナップに枝豆を追加し、前年の反省を活かそうと臨みましたが、枝豆は見事に鹿にかじられた形跡があるなど害獣被害に遭いほぼ全滅、とうきびは昨年以上に全く育たず全滅、じゃがいもは種いもを半分に切って植えたせいか、思っているほど収穫できず、全体的に残念な結果となりました。

 

 

【今年の心構えと作業方針】

 

そのようなわけで、4年目となる今年は、昨年までの反省を活かしながら、以下の点を踏まえて作業に入ることにしました。

 

・とうきびと枝豆はきちんと収穫できた実績がないので、ネット記事や動画などで、プロの栽培方法を事前学習してから作業に臨む。

・元々畑を起こす際、ちゃんとした肥料を配分して撒いていたが、更にホームセンターで栄養分となる別の肥料も買ってきて、水もちゃんと撒いてみる。

・鹿など害獣対策として、1回目の作業からとうきびと枝豆の場所には囲いとネットを張る。

 

 

【種いも、とうきび・枝豆の種、追加肥料】

 

畑に向かう途中で、例年通り、途中にあるホームセンターに寄りました。

 

そこで、じゃがいもの種いもを購入、今年はポテチ用のメークイン(@275×2)と肉じゃが用の男爵(@267)にしました。

そして、とうきびと枝豆の種(各@206)が沢山並んでいる中、適当に選んで購入しましたが、実はホームセンターの上に、100円ショップのダイソーも入っており、そちらにも栽培用の種が売っていたはずなので覗いてみると、とうきびと枝豆両方とも(2袋で@110)売っていたので、購入しました。

 

ちなみに、外の園芸コーナーに行くと、沢山の肥料が並んでいましたが、事前にネットで調べたものの、結局絞り切れず、どれを買っていいのかわからなかったので、とうきびの絵柄が載っていた肥料にしました。

その他として、とうきびの苗(@158)も売っていたので、仮に来月畑に行った時、全く育つ見込みがなさそうなら、そちらの購入も検討しようと思います。

また、実はじゃがいもとともにさつまいもも育てたいと思っていたのですが、さつまいもの苗もあったので、今後はさつまいもの栽培も検討したいと思いました。

 

 

 

【作業当日の天気】

 

さて、自宅から車で30分くらいの現地に無事到着しました。

作業日は2024年5月12日(日)だったのですが、先週見た週間予報では、残念ながら日曜日は雨の予報でしたが、そのうち曇りに変わってくれて、当日もちょっとよどんだ曇りの天気で、翌日は大荒れということで、その前兆となる風の強い日でした。

昨年は、すでに暑くて、作業中に汗をかいた記憶がありますが、今年は、その風のおかげで、涼みながら快適に作業をすることができました。

ちなみに、画像にあるとおり、左の山頂にはまだ雪が残っています。

 


 

【今回の作業工程】

 

さて、今回の作業工程は以下のイメージで進めました。

 

①畑全体の土をおこす

②畑全体に元々使っていた肥料を撒く

 

③畑の左右に、じゃがいもの筋を掘る

④種いもを筋に並べる

⑤土を被せる

 

⑥畑の真ん中に、今回購入した別の肥料を更に撒く

⑦とうきび、枝豆の筋を掘る

⑧とうきび、枝豆の種を蒔く

⑨土を被せる

 

⑩種いも、とうきび、枝豆の種を植えた畑の筋に水を撒く

⑪とうきび、枝豆の獣害対策用の柵、ネットを設置する

 

 

【畑おこし】

 

作業前の畑はこんな感じでした。

画像を大きくしてもらえると、奥に”笹”が生い茂っているのがわかると思いますが、この”笹”が畑部分にも浸食してきて、強く根を張ってくるので、草抜き作業の際、引っこ抜くのが本当に大変です。

また、来月に畑に来た時には、きっと手前に生えている草がボウボウになっていて、暑い中、畑部分の草抜きに忙殺されると思います。

 

 

 

【道具】

 

今回使った道具はこんな感じ。

畑が荒れていた頃は、固い土を起こすのに、スコップが活躍しましたが、畑を始めて数年経ち、土も大分こなれてきて、すでに柔らかくなっているので、土を起こす際は、鍬があれば事足ります。

あと、柵を設置する際、緑の囲い棒を深く突き刺すための穴を、鉄杭と金づちで掘っておきます。

これがあるのとないのとでは、柵が風で倒れないように頑丈に突き刺せるかどうか大違いで、前回ホームセンターで購入してから使っていますが、大活躍中でほんと買って良かったです。

それと、他の画像で写っている獣害対策用の緑の囲い棒、弓状の柵、ネットも前回から使っています。

画像に残すのを忘れましたが、熊対策と気晴らしを兼ねて、作業中は大音量でFMラジオを流すための小型ラジカセと電池も用意しています。

いつもキムタク、皆藤愛子、山下達郎、福山雅治の番組だったような気がします。

 

 

 

【畑の土起こしと土手の形成】

 

まずは、畑のどの部分に何を植えるか決めるわけですが、今年は以下のようにしました。

 

(左)じゃがいも2列 男爵、土おこしで出てきた昨年収穫し損ねたじゃがいも

(右)じゃがいも2列 メークイン

(真ん中)手前がとうきび2列、奥が枝豆3列

 

よく同じ場所に同じものを植えない方がよく育つとききますので、なんとなく守っています。

また、過去2年間は、どの辺に何を植えたかは大体わかってはいたのですが、筋を作って土手の形になるようにしなかったので、今年はちゃんとしてみました。

 

あと、全く知識がないゼロから家庭菜園をしてみてわかったのが、じゃがいもはほっといても勝手に育ってくれる初心者にやさしい作物である一方、とうきび、枝豆は世話しないとちゃんと育ってくれないということ。

また、種いもはすでにじゃがいもの形をしていて15cmほど深めに埋めるからなのか無害なのに対し、とうきび、枝豆の種は土を被せる程度の浅めに種を植えるのと、発芽しても鹿にかじられていたことがあり、囲いやネットで守りながら、育てていく必要があると感じましたので、今年は最初から獣害対策も施すことにしました。

また、とうきびと枝豆が立派に育つ助けとするべく、更にもうひと手間加えて、栄養分となる別の肥料も撒いてみることにしました。

 

ということで、上記の荒れた状態から、10:15頃からだったか作業を開始、若干草抜き、笹抜きをして、後は鍬を使ってひたすら畑を起こしてみたところ、大体1時間半くらい、11:45頃に、以下の状態になったところで、お昼休憩にして、おにぎりを食べました。

 

 

【種いも、とうきび・枝豆の種蒔き】

 

だいたい30分くらい休憩して、午後から作業を再開し、それぞれの種を植えました。

 

1枚目の画像(畑右)がとがった形のメークイン、ポテチなど固い料理に適しています。

2枚目の画像(畑左)が丸い形の男爵と去年収穫し損ねたじゃがいも(きたあかり)、ポテトサラダなど和らかい料理に適しています。

3枚目の画像(畑真ん中)が手前が赤い種のとうきび2列、奥が節分の豆のような種の枝豆3列

 

じゃがいもはホームセンターで売っている種いも(今年は男爵、メークイン、昨年はきたあかり)で、1列につき1袋使用。

とうきび、枝豆の種もホームセンターで多くの種類が売っていますが、それぞれ1袋で1カ所に通常の2倍量植えられるくらい余る量が入っています。

いずれも200円台でそれほど費用はかかっていません。

 

ところで、通常の流れなら、最初に種を植える筋を掘って、そこに種を蒔いてから、筋に土を被せて山盛りにし、土手の形にするのですが、間違って先に土手を作ってしまって失敗、そこで折角作った土手から一旦土を崩して、筋を掘り直して、種を植え、また土を被せて、土手に戻すという余計な作業をしてしまいました。

来年は繰り返さないようにしたいと思います。

 

 

【水撒きと獣害対策の囲い】

 

畑起こし後、種蒔きが終了し、土を被せて、土手を作ったところで、畑全体に水を撒きました。

外に水道はないので、家の中からバケツに水を汲み、それをジョウロに移して、それぞれの土手に水を掛けましたが、そうすると、土が濡れて、土手が黒くなり、畑らしい見た目になり、ちょっと嬉しかったです。

 

そして、獣害対策として、真ん中のとうきび、枝豆スペースに、緑の囲い棒と弓状の柵を刺して設置。

その際、上記の鉄杭と金づちで、先に棒を突き刺す穴を掘って、棒がしっかり固定されるようにしました。

あと、ネットですが、これは100円ショップのダイソーに売っていて、[2m×2m]×2ケでうまく足りました。

あとは、同じくダイソーで売っている古紙を縛る白い紐も用意して、ネットと柵を結んで風で飛んでいかないように、固定させました。

まあ、特に何も考えず、行き当たりばったりで作業しながら囲いを設置しましたが、初めての素人にしてはうまくできました。

ただし、隙間になっている部分があるので、そこに追加で緑の棒や弓状の柵を突き刺しておいても良かったな~と後から思いました。

とりあえず、ネットは多少高さを確保したので、苗が育つまではこのままの状態をキープしようかと思います。

 

あと、来月の作業では、おそらく畑の中も草抜きをしないといけないはずなので、紐で結んだ箇所を一部解いて、ネットをめくれるようにした後、草抜きして、また元の状態に戻す作業でイメージしています。

 

これで、今回の作業は無事終了、だいたい15:00頃でした。

これまで数年やってきた畑おこしで、一番満足のいく作業内容にすることができました。

 

 

 

【最後にひとこと】

 

これで、今回の2024年1回目となる畑起こし作業は終了です。

つい調子に乗って綴ったせいか、随分、長文になってしまいました。

 

今後の栽培、発育状況についても、本来なら当ブログでお伝えしたいところですが、それはもうかないません。

そこで、更新を続けている別のブログに、コラムのコーナーを設置しているので、そこで家庭菜園のことを綴ってもいいな~と思いつきました。

 

作業翌日ですが、案の定、時間差で腰が痛くなりました。

改めて、縄文時代の方は文明の利器もない中、このような大変な農作業で生活されていたことに、尊敬の念を抱かずにはいられません。

あと、鍬を何度も振り下ろすという普段しない作業で、手にマメもできていました。

 

そうそう、実は午後の作業をしている時、迷いネコを探しているご家族が猫の名前を読んでいるのがずっと聞こえていたのですが、なんとウチの敷地にご主人が入ってきたかと思えば、まさにそこにネコちゃんがいるではありませんか。

その後、隣の空地に逃げてしまったのですが、無事捕まえられて、御礼を言われて帰られました。

ご主人の話では、かなり離れた隣町から逃げてきていたようで、それを聞いてビックリしました。

でも、ピンポイントでこの地域に探しにきたということは、首輪をしていたので、GPSでもつけていたのでしょうか。

後日、菓子折りを持って、御礼に来ていただいたようでした。

ネットにも迷いネコとして出ていたのを、後から知りました。

脱走癖があるようです。

熊も出る地域なので、無事保護されてよかったです。