週明けの相場は、米CPI発表を控え、日経平均反発、ドル円高値更新を伺う動きでスタート | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

週明けの相場は、米CPI発表を控え、日経平均反発、ドル円高値更新を伺う動きでスタート

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:内閣府、景気ウオッチャー調査、街角景気、景気判断の分かれ目50

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、昨年11月の前回試験で日銀短観の選択肢と出題されたほか、以前の試験で珍しく2回連続出題されましたので、内容を確認しておいてください。

<視点>

2月の現状判断指数は2ヵ月ぶりに悪化、景気判断の分かれ目50を14ヵ月ぶりに下回り、先行き判断指数も5ヵ月ぶりに弦月割れといずれも低下傾向で、街角景気は現場の生の声ということで、先行指標として景気の先行きが心配されます。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:厚生労働省、毎月勤労統計調査、実質賃金、現金給与総額(名目賃金)、所定外給与(残業代)

(FP754より)

<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、毎月勤労統計は、最近、名目賃金から物価上昇を差し引いた実質賃金の伸びを確認する指標として、景気回復の先行きを占う上で注目度が高まっており、以前の試験の選択肢としても出題されていますので、内容を確認しておいてください。
<視点>
2月は前年同月比1.3%減となり、マイナスは23ヵ月連続となりましたが、所定内給与の伸び率は19年ぶりの大きさだったにもかかわらず、物価上昇になお追いついていない状況でしたが、先月の春闘が盛り上がったように今後は賃金上昇による改善が期待されます。

 

[日経新聞経済・政策面記事(Web刊)] 

CFP試験分類:国内経済指標
出題キーワード:財務省、国際収支、経常収支、貿易収支、所得収支、サービス収支(旅行収支)、経常黒字、資源高一服、円安進行

 

(FP754より)
<CFP試験対策>
国内の経済指標に関する問題は毎回出題されていますが、まさに昨年11月の前回試験で出題されたほか、一昨年11月の3回前の試験ならびに一昨年6月の4回前の試験でも出題、5回前の試験では国際収支ならびに世界各国の経常収支の比較が出題されたのをはじめ、国際収支関連は連続して出題されており、今後も出題可能性が高いので、内容を確認しておいてください。
<視点>

2月の経常収支は黒字を維持、自動車輸出が伸びて貿易赤字が縮んだほか、訪日客の増加が旅行収支の黒字を押し上げたとのことで、ここにきて、ドル円は151円台後半の約34年ぶり高値をわずかながら更新、更に節目の152円台突破目前の水準で高止まりしており、交易条件による構造変化も更なる円安を後押しする可能性があります。

 

 

【相場】

週明けの相場は、米CPI発表を控え、日経平均反発、ドル円高値更新を伺う動きでスタートとなりました。

日経平均は先週末のNYダウが米雇用統計の強い結果を好感し上昇した流れを引き継いで買われ、上げ幅300円超の反発、NYダウは先週末の米雇用統計を受けて、利下げ開始時期後ずれ観測が浮上、米長期金利が上昇したことが重しとなったことや、明後日の米CPIの発表を控え、様子見ムードも広がり、小幅反落、ドル円は先週末の米雇用統計を受けた米FRBの利下げ開始時期後ずれ観測が浮上し、米長期金利が昨年11月以来となる高水準まで上昇したことを好感、NY市場で一時151円台90銭まで上昇し、年初来高値更新を試す動きとなりましたが、明日の米CPIを控え、あと一歩というところで抜けきらず反落するも、151円台後半で高止まり状態となりましたが、明日NY市場で米CPIが発表されますが、その結果次第で、米FRBの利下げ開始時期後ずれ観測が更に強まり、米長期金利が急騰し、仮にドル円が節目の152円台を突破ということになりば、政府の過度な円安警戒感、そして為替介入の実施が一気に高まりそうですが、果たしてどうなるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

日経新聞の名物コーナーといえば、文化面の”私の履歴書”が有名ですが、個人的に読むのを楽しみにしているのが教育面の”受験考”で、4月からこれまでの火曜日から月曜日への掲載に変更になりましたが、塾講師である著者が生徒への指導から得られる様々なエピソードや考察を披露されており、自分が子供の頃との違いも知ることがあり、毎回興味深い内容となっており、今後もずっと連載を続けてほしいと思っています。