ドル円わずかながら約34年ぶり高値更新、3者会合実施、強い円安牽制、為替介入観測高まる | FP754のCFP試験&1級FP試験独学合格対策ブログ

ドル円わずかながら約34年ぶり高値更新、3者会合実施、強い円安牽制、為替介入観測高まる

皆さん、おはようございます。
FP754です。

このブログのメインテーマであるCFP試験。

次回の2024年度第1回試験に向けて、新たにCFP試験対策をスタートしています。

 

本日の時事・法改正は・・・

 


【時事・法改正】

 

【金融】

 

[日経新聞1面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:外国為替市場
出題キーワード:ドル円、151円台97銭、1990年7月以来34年ぶりの円安水準、低金利、需給構造変化、大企業業績追い風、インフレ圧力、個人消費減退

(FP754より)
<CFP試験対策>
外国為替市場については、まさに昨年11月の前回試験で、直物・先物市場や外国為替証拠金取引(FX)が出題されたほか、時事関連として、昨年6月の前々回試験で、毎回出題される日銀資料とは別に、これまであまり見られなかった形式で、2022年の世界経済および金融市場等の動向が出題されており、改めて現在の市場動向を把握しておくことが重要となりましたので、実務的な内容として確認しておいてください。
<視点>
株式市場で、日経平均が史上最高値更新、初の4万円台乗せとなる一方、外国為替市場においても、ドル円は一昨年2022年10月につけた高値を約34年ぶりに更新し、財務省、金融庁、日銀による3者会合を実施、財務官から強い円安牽制発言が出て、いよいよ為替介入が現実味を帯びてきました。

 

[日経新聞グローバル市場面記事(Web刊)] 
CFP試験分類:債券
出題キーワード:米長期金利、上昇観測、米FRB利下げ姿勢、堅調な米経済、インフレ再加速懸念浮上

(FP754より)
<CFP試験対策>
昨日、ドル円が34年ぶり高値を更新しましたが、その最大の要因となっている米長期金利動向について、実務的な内容として、確認しておいてください。
<視点>
昨日、ドル円が上昇する要因を3つ挙げましたが、そのうち、最大の要因となっている堅調な米景気と米長期金利の上昇について深堀りした内容ですが、ここまで米FRBが利上げし、高金利水準を維持しても、米景気は腰折れすることはなく堅調に推移、再びインフレの高止まり懸念が浮上し、利下げ観測の後ずれ観測も出てきていることから、米長期金利が低下しにくい状況となっていることが、ドル円の上昇を下支えしています。

 

 

【相場】

ドル円はわずかながら約34年ぶり高値更新、3者会合実施し、強い円安牽制を示し、為替介入観測が高まりました。

日経平均は3月の権利付き最終売買日ということで、配当狙いの買いが入ったほか、ドル円がわずかながら約34年ぶり高値を更新したことで、自動車など輸出株主導で大きく買われ、一時、節目の4万1千円台を回復するなど上げ幅350円超の3営業日ぶり反発、NYダウは米ソフトランディング観測で長期金利が低下し、ここ最近の下落に対する押し目買いが入り、今年最大の上げ幅となる500ドル弱の4日ぶりに反発、ドル円は、東京市場でタカ派と見られていた日銀審議委員のハト派的発言をきっかけに、仕掛け的な買いが強まり、一昨年10月の為替介入前につけた高値151円台90銭をわずかに更新する約34年ぶり高値をつけると、鈴木財務相の強めの円安牽制発言を受けて、為替介入への警戒感が強まり、利益確定売りが出て、151円台半ばまで急落、更に欧州市場で財務省、金融庁、日銀の3者会合実施との報道が出て、更に為替介入への警戒感が強まると、ドル円は一段と大きく売られ、151円台割れ寸前まで急落する場面がありましたが、結局、割れることなく下落は一服、NY市場で主だった材料がない中、NYダウは大幅高となる一方、米長期金利が低下し、151円台前半から半ばで推移するも、上値が重い展開となりましたが、2月に日経平均の史上最高値を更新、3月に初の4万円台をつけたことに続き、ドル円も約34年ぶり高値を更新しましたが、ここ最近で最も強い円安牽制姿勢で、いよいよ為替介入が現実味を帯びてきましたが、一昨年10月の為替介入時は、151→146円台まで約5円も急落となったことから、仮に今回為替介入が実施されるとすれば、同程度の下落が想定されますが果たしてどうなるか、また日経平均は権利落ち日ということで、配当落ちの分、下落スタートとなりそうですが、いよいよ新年度を迎え、新たな資金流入となるでしょうか。

 


【最後にひとこと】

 

米大リーグロジャースの大谷選手ですが、昨日の試合では2打席連続空振り三振、無安打と快音が聞かれなかったようで、短絡的ではありますが、やはり今回の事件の影響が出ているのかと思わされますが、これまで大谷選手からはスランプという言葉をきいた記憶がありませんが、過去にはケガはあれど、自分事では何事もなかったかのように課題を克服、順風満帆だったと思われる野球人生にとって、他人から降りかかってきた大きな試練の中、新たに結婚されたことで、新たな家族に下支えしてもらい、なんとかスランプに陥らないように踏みとどまって、やはり大谷選手はスーパースターなんだなという圧倒的活躍を見せて、全世界中のファンを安心させてもらいたいですね。